<老舗酒造会社>純米酒に醸造用アルコール混ぜ販売
毎日新聞 2月26日(火)2時30分配信
大阪府阪南市の酒造会社「浪花(なにわ)酒造」が、「純米酒」に醸造アルコールを混ぜたり、
「大吟醸酒」や「吟醸酒」に規定以上の醸造アルコールを加えたりして販売していたことが、
同社への取材などで分かった。
大阪国税局が成分を分析して発覚したという。同社は表示に誤りがあったとして、対象となる
約2000本の自主回収を始めた。
同社によると、味の均一性を保つため、吟醸酒などの新酒に前年製造した同種の古酒を
同社によると、味の均一性を保つため、吟醸酒などの新酒に前年製造した同種の古酒を
2~3%混ぜて出荷していた。
しかし、古酒の在庫がなくなったため、醸造アルコールや糖類の入った安価な酒を混ぜたという。
同社は「以前から在庫がなくなった際は同様の混ぜ方をしていた。
味を保つためだったが、消費者をだます行為。
今後は再発防止に努めたい」としている。
回収の対象は、同社が製造した純米酒、大吟醸酒、吟醸酒、純米大吟醸酒、特別純米酒など。
回収の対象は、同社が製造した純米酒、大吟醸酒、吟醸酒、純米大吟醸酒、特別純米酒など。
飲んでも健康への影響はないという。
国税庁の基準では、純米酒の原料は白米と米こうじのみと規定されている。
国税庁の基準では、純米酒の原料は白米と米こうじのみと規定されている。
大吟醸酒や吟醸酒は、香味を調える効果がある醸造アルコールを使用できるが、
醸造アルコールの量は白米の重量の10%以下に制限されている。
基準を満たさなければ「純米酒」や「吟醸酒」などの表示はできず、違反すると50万円以下の
罰金が科せられる場合がある。
酒類の製造・販売免許を管轄する国税庁は、酒類の安全性を確保するため品質や
表示事項の調査もしており、各国税局には酒類の分析や鑑定を担う鑑定官室が設置されている。
酒蔵への税務調査の際に酒の成分分析を行うこともあり、今回の違反も税務調査で判明したという。
同社は江戸時代中期から約300年続く老舗で、「浪花正宗大吟醸」は全国新酒鑑評会で
同社は江戸時代中期から約300年続く老舗で、「浪花正宗大吟醸」は全国新酒鑑評会で
12年まで4年連続で金賞を受賞。
08年の北海道洞爺湖サミットでは同社の酒が提供された。【牧野宏美】
最終更新:2月26日(火)8時0分
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古酒の在庫がなくなったため、醸造アルコールや糖類の入った
安価な酒を混ぜたという。同社は「以前から在庫がなくなった際は
同様の混ぜ方をしていた。とか、300年もの長い間、そんな事を
やっていたのか?と、消費する側は、なんて言う、とんでもない
酒蔵なのかと、ついつい考えてしまいます。
飲んでも健康への影響はないという。そんな問題ではないという。
酒好きの中には、味が変だと思った人がいたから、調べられてバレたのか
それとも、良心が咎めた内部の者が、勇気を振り絞って告発をしたから
長く続けられていた不正が表に出たのか、酒好きの手柄ならば良いですが
さすが、浪花(なにわ)酒造の大吟醸酒、美味い、美味いと
何も疑いもなく、ゴクゴク飲んでいて、酒好きが全く気が付かなかったら
ちょっと笑える話ですねぇ~、混ぜ物をしても気が付かない日本酒通とか
全く気が付かない、超有名な日本酒のソムリエとかいたりして
本物なのか偽物なのか分からない人は、安いお酒を飲むのが
騙されることもなく、一番だと言う事なんでしょうねぇ。
この酒は、甘みがあってとか風味があってとか、ウンチクを垂れている
日本酒好きの人は、「良い振り扱きの虱集り」と、みんなに言われぬように
相当に舌に注意しなくては成らない、騙し売りなどに警戒でしょうねぇ。
おわり