<山陽鉄道脱線>電車に衝突したトラックの運転手を逮捕
毎日新聞 2月13日(水)11時1分配信
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クレーンでつり上げられる事故車両=
兵庫県高砂市で2013年2月13日午前7時31分、
川平愛撮影
兵庫県高砂市荒井町の山陽電鉄の踏切で特急電車が脱線し、乗客ら15人が負傷した事故で、
県警高砂署などは13日、電車に接触した車両運搬用トラック(3トン)の運転手、
延東(えんどう)恵一郎容疑者(36)=同県伊丹市寺本4=を自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。
延東容疑者は「踏切の先の信号が黄色の点滅だったので踏切に入ったが、
支店(同県川西市)を同容疑で家宅捜索する。
逮捕容疑は12日午後3時50分ごろ、踏切内にトラックを停車して電車に衝突させ、
逮捕容疑は12日午後3時50分ごろ、踏切内にトラックを停車して電車に衝突させ、
男性運転士(34)ら計14人に重軽傷を負わせたとされる。
捜査関係者によると、トラックには荷台に車を乗降させるためのスロープ
捜査関係者によると、トラックには荷台に車を乗降させるためのスロープ
(長さ3.3メートル、幅0.5メートル)が左右2本あるが、いずれも外れ、
左側は原形をとどめていないことが判明。
県警は延東容疑者が踏切の遮断機を抜けようとしてスロープを手動で下ろし、
線路上をふさいだところに電車が乗り上げる形でぶつかり、脱線したとみて調べている。
国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官は12日夜に現場の状況を確認した。
国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官は12日夜に現場の状況を確認した。
山陽電鉄が事故車両を東二見車庫(同県明石市)に撤去した後、
県警と合同で線路や枕木の状態などを調べる予定。
撤去作業は13日未明に始まったが、難航しており、同電鉄は
高砂-大塩(姫路市)間が不通になっている。
【幸長由子、山川淳平】
最終更新:2月13日(水)11時15分
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事故現場の画像を見る限りでは、竿式の遮断機でありますから
そのまま、竿を引っ掛けた侭で、前に移動すれば起きなかった事故です。
踏切の竿は、ある程度、進行方向に動く構造になっていますし
竿が折れても、竿だけの交換が可能で、推定ですが2万円~4万円
程度の費用で弁償が出来る筈ですし、そう簡単に遮断機本体が
壊れる事はありませんので、踏切に閉じこめられた場合には
前方に自動車と自動車のスペースがあれば、そこに進んで逃げるべきです。
多少、他の自動車と接触しても、そちらの修理代の方が安いですし
緊急避難ですから、任意保険に入っていれば対物保険も下りると思います。
列車や電車と衝突したら、それこそ億を超える賠償になる事がありますから
無制限の契約の任意保険ですら、保険屋は狡いので重大な過失があるとか
そんな屁理屈を言われて、免責額を言い渡される場合もあるようですし
それよりも、列車に乗っている人達に、怪我を負わせる人身事故になったら
大変な事ですから、踏切の遮断機の竿を壊す事は気にせずに
自動車を踏み切りの外に出す事にまずは頭を回して、どうしても出せない
場合には、緊急停止ボタン、若しくは、見通しが良い場所ならば
列車が来る方へ向かって発煙筒で、踏切内に自動車がある事を知らせたり
回りの人達も協力をして、危機を回避するように、惜しまずに手を貸して
あげるべきでしょう、今回の事故も、前方の信号機が赤だからと
止まったまま動かない、アホ垂れも事故の原因の一つなのでしょう。
一の人命が関わる緊急避難、緊急救助での行動は罪には問われません。
赤信号を無視して全然大丈夫ですし、踏切の竿を折っても弁償すれば
それだけで済む訳ですから、なんて、登坂板を弄ったのか不思議です。
死者が出なかっただけ不幸中の幸いの事故でしたが、無知さが生んだ
何とも悔やまれる、大事故だと私は思いました。
踏切の遮断機が、ワイヤー式の場合でも前進して壊してでも
踏切の外に出るように、心にしっかりとインプットして欲しいです。
踏切を壊して修理しても、列車と衝突する事を考えれば、安いものだと
多くの人達に知って貰いたいと思い、こんな記事を書きました。
おわり