とっても美味しそうな、丸鳥の薫製の写真を見ていたら
もうもう、食べたくなって喉からシュッと手が出ちゃいましたぁ。
幾らぐらいするのかなって思ってお店の方に聞いてみたところ
そんなに手間を掛けて創っているのに、ヤスッ!!!!と激安!
思わずドッテン扱いてしまい、後ろに倒れそうになりましたが
何とか倒れないように、映画の中のワンシーン、アンダーソン君
即ち、救世主ネオがエージェントが放った弾丸を、交わすような感じで
地球の重力に逆らい、持ち前の筋力で持ち直して、倒れずに済みましたが
今から購入する事は出来ますかとお尋ねしてみると、製作は全て完全な
予約制だそうで、急にオーダーしても無理そうな感じでしたが
ひぃふぅみぃ~と在庫の数を数えられ、あ、2羽なら大丈夫だよ~と
正に、天の声がして、即、買いの注文をさせて頂きましたが、もしかしたら
その2羽は、ご自身のご家庭で食べる為に取っておいた分では
なかったのではないかと、ふと思ってしまったら・・・・・・
クリスマスイブに丸鳥を食べる事を楽しみにしていた、可愛いお孫さんの
その分を、私が横から急に出て来て、奪ってしまったのではないだろうかと
急に、罪の意識が湧いてしまい、その瞬間に背中に重い十字架が
ドシッ!っと、のしかかり、ううっっっ~重いと唸りながら・・・・・
ああ~急に注文をしてしまい、本当に悪い事をしちゃったなぁ~
そんな気持ちに押し潰されそうになりまして、丸鳥を食べる事をずっと前から
楽しみにしていた、あの可愛いお孫さんがクリスマスイブの夜になり
じいちゃん、どうしてテーブルの上に頼んでおいた丸鳥がないの?
ボク、前から楽しみにしていたんだよ、じいちゃん、どうしてないの?
だってだって、作ってくれるって言ったのに、丸鳥の薫製がないなんて
嫌だ~嫌だ~、どうしても丸鳥が食べたいんだ、ウェェェェェェェ~ンと
大泣きをしてしまい、楽しい筈の家族団欒のクリスマスパーティーが
もしも、台無しになってしまったらどうしましょう~
あぁ~背中に背負っている十字架がとても重いのです。
罪の意識が重たくて、もう胸が潰れてしまいそうです。
出来る事ならば、それはただの思い過ごしであって、そんなストーリーに
ならなければ良いのですが・・・・・・
だってだって~、丸鳥の薫製が美味しそうだったんだもん~
だってだって、食べたかったんだもん~
おわり