連日、真冬日が続く道東・帯広市、冬の朝の挨拶と言えば
おはようございます。ではなくて、今朝もシバレタね~
あぁ~シバレタねぇ~、と言葉少なに挨拶を交わすのが
普通になった、早くも冬も本番、12月中旬ですが
この氷点下が続く冬は、本当に厄介なもので、気を抜いたらなんでも
シバレ(凍っ)てしまう訳で、夏場に節約のつもりでウォッシャー液を
水で薄めて使っていたので、先日、使い切ろうと大量に放出をして
フォーマックスの-35℃用を原液の侭、タンクに投入しましたが
その後に、大量に噴出させなかったので、タンクの中に水分が多い
凍結の恐れがある液が残っていたのか、今朝、ウォッシャーのスイッチを
押すと、あれ?うんとも、すんとも言わない、むむむっ、も、もしかして~!
あちゃ~っ!お前はもう~凍っている、後悔先に立たず
やっちまった~ぁ~!と言う事で、本日も気温が上がりそうもないので
この侭で放置していたら、完全にカキンコキンになってしまうので
早めの対処、早めの修理と言う事で、4Lのオイルジョッキーにたっぷりと
熱湯を入れてタンク内に注ぎつつ、ウォッシャー液がWindowから吹き出す
ルートのパイプをチェック、一部分で凍結を確認、そこにもお湯をかけて
再び、タンク内にジャバジャバとお湯が溢れるぐらいに、熱湯を追加投入
ウォッシャー液の樹脂タンクが熱で溶けないか心配しつつ、手で触って
確認すると、大丈夫そうなので、暫く放置して、ウインドウウォッシャーの
スイッチをON、あれっ?まだ駄目?タンクに再び熱湯をジャバジャバと投入
再び、スイッチON、ヴィィィィィィィ~!やった!回った!ハイセイコー
もとい、大成功!タンク内のお湯を全て出し切り、タンクの中に原液を投入
そして、原液の青い液が出て来るまで、回す、回す、ただ、ひたすらに回す
でっ、出る!出た~っ!まるでルビーの輝きかのような、透き通った透明で
美しい青色の、それは、イタリアの青の洞窟の、あの美しい海の色のような
その姿は幻想的であり、まるで汚れを知らない、とても純粋な青い色の
氷点下35℃まで凍らない、ウォッシャー液が、遂に、遂に、あのノズルから
左右対称に勢い良く吹き出し、ぼ、ボクは幸せだな~っと思い
鼻の横を指で掻いた、ふたりを 夕やみが~♪ つつむ この窓辺に~♪
なんて感じで歌いそうになりましたが、サイドミラーを見てみると
あちゃ~、どう見ても若大将ではない私の顔、ぼ、ボクはねぇ
お、おにぎりが食べたいんだなぁ~、こんな台詞が似合う、メタボな大将
だろうと肩をガックリと落とし、激しく強く自己反省をしました。
朝からこんな事で時間をとられてしまって、相当なロスタイムでしたが
作業時間は約20分、修理費用はゼロ円、瞬間湯沸かし器のガス代と
約8Lの水道代だけで済んで、クラシアン自動車整備工場に出せば
8000円を請求されるだろう修理費が、またまた浮きました。
これで、私の大好物のローストチキン、通称「鳥の丸焼き」が
クリスマスのテーブルに、一人1羽が乗せられ、食べられるような
大儲けをしましたが、と、言う事は、クラシアン自動車整備工場に努める
誰か一人の整備士は、通称「鳥の丸焼き」が買えなくなった訳で
お父さん、今年のクリスマスも、通称「鳥の丸焼き」を買ってねぇ~と
子供に笑顔で頼まれていた整備士の人がきっといるでしょうから
そんな事を考えると、私が自分で修理をしてしまった事で、クリスマスに
通称「鳥の丸焼き」のない、寂しいテーブルになってしまい
楽しみにしていた子供は、寂しそうな顔のクリスマスになってしまう訳で
あぁ~、何とも気の毒な事をしてしまったと、ハイな気持ちは一気に冷えて
ついつい悲しい気持ちになってしまいました。
そして、ごめんね、ごめんねぇ、おじちゃんがぜんぶ悪いんだから
一生懸命に働き、頑張っているお父さんを責めないでねぇ、と
ぽつりとちいさな声で呟きましたとさ。 おしまい
おわり