新車が売れれば、中古車が出る、中古車が増えれば廃車も増える。
解体されてスクラップにされ、資源再利用となる中古車も多いし
その中には部品が外されて、部品その物をリサイクルもされています。
スクラップをする前に、オルタネータを外して再利用をすれば
新たに発電機を作る為に使われる、エネルギー消費が抑えられるので
生産面のスタートは、そもそも、自動車製造の時に出されたCO2
エネルギーの使用ですから、地球に与えている負荷数値は、ゼロで
カウントが出来る再生エネルギーと言うのか、発電を開始する事で
製造時に出されたプラスの負荷を、マイナスに転じて行ける源
良い意味の、マイナス思考なのだと私はそう思います。
しかし、経済活動としては新しい物が売れないからダメ、絶対にダメ
経団連米倉のコピー達がもの凄い剣幕で騒ぎ立てる事でありましょう。
いわゆるアメリカ式のね大量生産大量消費で、使い捨て文化を守る
お金儲け主義が蔓延っている、現代社会に於いては、相当な抵抗が
考えられますから、地熱発電が普及しない事と同じように話題にもならず
今までそのようなアイディアは、表に出さない、出してはいけないような
そんな風潮が根強く日本国社会の中に存在しているのでしょう。
机上で自作の風力発電機②の、前置きが非常に長くなりましたが
そもそも、自動車に発電機が積まれている事すらも、知らない人が
多いと思いますが、バッテリーが積まれているエンジン自動車の全てには
バッテリーを充電する為に発電機が積まれていて、動作をしているのです。
そうしないと、例えば、エンジンを掛ける為に、セルモーターを回すと
大量の電力がバッテリーから使われ、走行中にバッテリーに繋がれた
ライトを点灯したり、エアコンのファンを回したり、自動車の全ての電装品は
バッテリーに繋がっているので、充電をせずに使ってばかりだとその内に
バッテリーに貯められていた電気が、全て使われ空っぽになってしまい
家のコンセントに繋いでバッテリーの充電をしながら、自動車を使わないと
いけませんから、エンジンが始動されたと同時に、エンジンとベルトなどで
繋がれた発電機が回り始めて、バッテリーの充電が始められるのです。
自動車のバッテリー直流で、12V又は、12VBT(BT=バッテリー)を
直列にした24Vが使われていますので、買電も可能となる家庭で使われる
電気に変えるために、太陽光発電に使われているパワコン又は、正弦波が
出せるインバーターにより、交流100V又は、200Vに変換させる必要が
ありますから、買電を考えるか、自家使用にするかで仕組みが変わりますが
発電をした電力を自家用として考えた場合には、今では安価な市販品も多く
市場に出回っていますから、それらの商品を使う事が出来ます。
自動車用のBTも安価になり高容量化も進み、メンテナンス不要の使い易い
BT等も揃っていますから、後はBTの寿命と発電量との関係になりますので
基本は家庭用従量電灯契約Bの電力単価 1kw/h=24円を基準にして
1年間に、机上で作った風力発電機が、どれぐらいの発電をするのかを
苦手な数字を並べて、これ又、苦手な計算をして、投資費用を割れば
実用性があるかないかかが直ぐに、手に取るようにハッキリと分かります。
でもっ、構造が難しければ普通の人には作れないと、諦めてしまう人が
多いかも知れませんが、製作は至って簡単で、しかも、構造もシンプルで
モンキー、スパナー、げんのう、ドライバー、端子圧着工具、溶接機
ジグソー、金切りノコ、パイプカッター、高速カッター、紙ヤスリ、棒ヤスリ
平ヤスリ、目立てヤスリ、ガスバーナー、電気ドリル、トランシット、レベル
水平器、マルチテスター、回転計、温度計、風力計、塗装用のハケ
パソコン、USBデーターロガー(回転・温度・電圧・電流)などの
極一般の人が、日常的に普通に使っている、機械や工具を使えれば
全然、工作はOKですから、お子さんと一緒にお父さんが日曜大工の
工作として生産をすれば、親子が仲良く楽しめ絆も深まりますね。
机上で自作の風力発電機②は、これで終わりますが
つづいて、第③もUPしようかなと迷っていますが、一緒に作りたいとした
反響がなければ、これで終了にしたいと、こっそり思っています。
おわり