写真はありませんが、石斑魚の唐揚げは好評でした。 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

ホームの港で釣り上げた、まあまあのサイズの石斑魚を持ち帰り
 
家に到着後、新鮮な内に、頭を落として内臓を全て取り出して
 
普通ならば、包丁が自然に動き、三枚におろしてしまうところですが
 
敢えてその行為を我慢をして、三枚に下ろさずに、ヒレと尻尾を
 
しっかりと残すように皮に包丁を入れて、まるで、その行為は
 
女性の足からストッキングを脱がすような、いやいや、巫山戯て頭から
 
被ったストッキングを引っ張り脱がすように、皮を剥いて素っ裸にして
 
頭の中に描く調理の為にしっかりと下準備を終わらせて
 
冷蔵庫に保存をして置いた石斑魚でありますが、昨日の午後に無事に
 
その調理を済ませて、家族と身内に振る舞う事が出来ました。
 
調理方法は至って簡単、ビニール袋に入れた裸の石斑魚に小さじ1杯の
 
塩を振り、コショー少々、シャカシャカ混ぜ混ぜと、よぉ~く塗してから
 
小麦粉をビニール袋に投入まんべんなく塗して、あらかじめ180℃程度の
 
高温に熱していた、フライパンの中の油の中に投入、小麦粉がパリッと
 
なりましたら油の温度を下げて、低温でゆっくりと身に火を通しながら
 
約7~8分、お玉で石斑魚に油をかけながら、唐揚げ状態になるまで
 
揚げるだけと言う、超シンプルな誰でも簡単に出来る調理方法です。
 
家族と身内には、あらかじめ食材は、石斑魚である事を告知していました。
 
家族の中の一人は、誰に洗脳されているのか、石斑魚はドブ臭くて
 
不味い魚だと騒いでいましたが、騙されたと思って喰ってミレと
 
北海道なまり丸出しで、私が言うと重い箸を出して、一口くちに入れた
 
その瞬間に、ウマッ!石斑魚を誤解していたわ~ぁ~と、声が挙がり
 
どれどれと、次々に箸がのばされて、あっという間に、まるでピラニアに
 
襲われた魚のように、骨だけにされて完食されてしまいました。
 
その身の感触と味は、鶏の柔らかいササミに似ているとの評価でした。
 
やや水っぽさはありますが、これは揚げ方の好みで調整は可能ですし
 
うちの家族には、今回の揚げ時間、油の温度が丁度良いと好評でした。
 
正に、シンプルイズベスト、簡単な調理でこんなにも美味しく食べられる
 
海で捕獲した新鮮な石斑魚は、最高の魚である事は揺るぎない事実で
 
なんだウグイか!と言う大人達の声に、子供心にウグイは外道な魚であり
 
食べられない臭い魚、まるで毒魚みたいな誤った認識が植え込まれてしまい
 
そんな子供達が釣りを始めると、その認識から変な風評が次の世代に
 
引き継がれる事に因り、食べず嫌いの人を増やして、石斑魚の美味さを
 
知らない道民が増えてしまう訳なのでありましょう。
 
実際には、川の石斑魚はドブ臭い者が多くて、マズッ!の声が出るのは
 
間違いない事実であり、私も経験していますから否定はしません。
 
しかし、海で育った石斑魚の身には、泥臭さい石斑魚に出会った事が
 
ない経験から、石斑魚との出会いが非常に長い、私の釣りの経験から
 
少々、固い小骨が多くが、玉に瑕の石斑魚(うぐい)でありますが
 
今回の調理方法を実行し、その上手さが家族にも認められたのは現実で
 
ふと思いついた調理方法と、キャッチアンドイーとは大正解でした。
 
しかし、いつでも釣れると思うなと、石斑魚も釣れないマルボンズに泣く
 
手ブラで帰る事を余儀なくされる、釣り師も多いのが現状でありますから
 
釣りを覚えるならば石斑魚からと言っても過言ではなく、犬の気持ち
 
猫の気持ちの、マニュアル本があるように、石斑魚の気持ちの本が
 
あっても良いのではないかと思う今日この頃の、私の気持であります。
 
石斑魚は、必ず、食糧不足になった暁には、日本国国民を救うような
 
優れた救世主になる食材であると確信を致します。
 
時折に動き出し、釣れなければ、即活動が止まってしまう、何とも不確定な
 
活動となっている有様ですが、今後とも「石斑魚プロジェクト」の活動を
 
ご支援を頂けますよう、皆様からのご指摘や、ご指導、ご鞭撻を頂きながら
 
尚一層、石斑魚に対する偏見を無くす為に、努力を続けて行こうと
 
自称、「全日本・石斑魚プロジェクト」 道東本部、本部長として決意を
 
しているところで御座います。
 
釣り上げてから、ふと思い付いた、石斑魚も鯉科の魚なのだから
 
唐揚げもありだろうと、石斑魚の唐揚げを実施して、美味い美味いコール
 
我ながらビックリする程の、家族からの大好評の声に、私も試食すると
 
こりゃ~美味い、まるで鶏のササミじゃないか~と、美味かった牛負けたと
 
声が出てしまう美味さ、皆様も、是非一度、お試しをしてみて下さいねぇ。
 
ちょっと力がいりますが、新鮮な石斑魚の皮は割と楽に剥けますよ
 
魚をさばく事が出来る人らな、実行したらヘェ~ッ、ホントだと思います。
 
見た目も上手に美味しそうに出来た、石斑魚の唐揚げなのでありますが
 
家族の前で激写をするのは、何となく恥ずかしかったので、写真撮影をせず
 
美味しい料理の姿を公開できず、皆さん、誠に、申し訳ありませんでした。
 
おわり