これでもか~!と押し寄せていた仕事もひとまず
めどが付いて、日曜日は完全休業と決め込み
釣りに行こうかと天気予報を見る、ゲゲゲッ、サーフの波が
1.5Mとか、ダメじゃん、行って砕けろ!波の花になる事は間違いなし!
じゃ、大好物のシジミでも採取しようかと、重点目標を心の中で変更しつつ
いつもながら休みの日の起床は、9時頃だと相場は決まっていますが
窓の外を眺めると、舗装道路が濡れていて、やっぱ雨じゃん
今は、雨は止んでいるけれど雲が厚いし、若干、肌寒い感じの低温だし
でも、在庫切れで、そろそろ行かねばならないシジミ採り、冷凍塩イソメも
念の為に冷凍庫から出して、さてさてと、意を決して家を出発して間もなく
コンビニで、バナナとパンと飲み物を買って、走行時間54分42秒
やっと現地に到着、ゲゲゲッ、一番、恐れていた結果、満水状態じゃん
胴長を履いて胸まで浸かり、必死になって執っている老人達
おい、貴方達、決して溺れて死ぬなよ、死なれたらまたまた規制が掛けられ
他の人達が採りに来れなくなるんだぞ、なんて事を心の中で思いつつ
海アメでもと眺めると、サーフの波もうねりを伴い、推定2Mの2段3段波
こっちも駄目じゃん、駄目で元々だと思ってはいたから、決して落胆はせず
男スキスキ、仁王立ちとなり、駄目なら駄目なりにやってやろうじゃないかと
可能性の残るシジミ採りにターゲットを絞り、ココならば何とかなりそうな
場所を選んで入湖、入水、シジミを探して散策を必死の形相で開始
1個、2個、と探し当て、せめて1回分のシジミ汁の分だけでもと続け
苦労に苦労を重ねて、やっと、ジップロック大袋に収まる数を採取しました。

アイスボックスにサラっと
採れただけラッキーと言える
最悪の満水状態の湖(沼)
でしたが、子供の頃から
長年付き合っているので
どの辺なら、どうなのか
みたいな想像が出来て
危険を冒さずに飄々と
これだけの数を取れるのは
私だけだろうと自画自賛
でもっ、すくなっ!ガクッ

ゴシゴシゴシと水道水で
綺麗に洗って接写撮影
天然自然と言う事で
取れる大きさは大中小の
ごっちゃまぜですが
平均して粒は大きめかと
それだけ満水の時期が
長いのでありましょう。
渇水気が長いと多く採取を
されるので小粒となるのが
多のが通例です。

水道水に塩を混ぜて
塩水にして静かな場所に
放置をして砂出しを
している様子です。
アサリは真水
シジミは塩水
砂出し3年、柿8年
赤子泣いても蓋取るな
蓋をパカッと開けて
パシャリと撮影

レギュラーサイズのシジミ
採取できた比率は約8割
下は、一番大きかったシジミ
これより少し小さめなのが
約1割で、残りはリリースを
迷いそうなサイズでしたが
ついついキープしてしまった
可哀想なチビちゃんでした。
それでも資源保護のために
しっかりリリースしています。

努力の甲斐があって
シジミを収穫出来たのは
本当に神様のお陰だと
感謝申し上げ奉ります。
一人で永遠6時間
シジミを採ってこれだけの
量ですから大不漁の
結果でありましたが
水が切れたら、また
行かなくてはと思いました。
で~、夕まずめの時間だわと、えいこらと、疲れた身体を引きずって
ホームの港を目指して移動最中に、通称Tの字交差点から竿が
ズラズラズラ~と並んでいて、最早、銀座状態、あんたも好きねぇ~と
覚めた顔をして、港に到着、早速、遠投補助グッツにルアーを付けて
投げて約1時間、なんにも反応がなく、ウグイすらも喰い付かず
そろそろ止めようと思いつつ、ボトム狙いで引くと、ガッン、ズシッ!
あっ!やっちまった!新品のルアーがロストか!と、竿が大きく撓り
えいっ!あれれれ、重いがリールが巻ける?竿が折れそうなぐらいに
大きな弧を描き、たぐり寄せる、おも~っ!やっとの思いで水面まで
謎の物体を浮かせると!なんと、根っこが付いた昆布
いわゆる、あの博士が好きな、コンブなのでありました。
岡に上げて昆布の質を見ると、等級外で薄かったので、ストックはせず
リリースしましたが、ちいさなヒトデも付いていました。
路肩にテントまで張って野営しながらの、アキアジダービーが最早
始まっている、十勝のサーフ、いつもながらの光景を見て
再び過熱気味、トラブルが起きなきゃ良いがと、帰路に付きました。
おわり