幾ら忘れん坊の日本国国民であっても、平成23年の猛威を振るった
あの迷走台風の被害の記憶が残っている訳でありましょうが
初夏の台風は、平均してフィリピン方面に動くのですが
2号台風は、晩春の時の台風のように、クキッと向きを変えて
太平洋上を東に向かって進む予報が出ています。
どの辺で、クキッと曲がるのか、とても気になる進路を今は真っ直ぐ
進んでいますが、気象のプロ達が、国家予算を投じてしっかりと
予報をしているのですから、とても安心なのですが、やはり頭の中には
平成23年の迷走台風が忘れられず、ちょっとだけプロを疑ってしまう
そんな悪い私になってしまっています。
朝鮮半島の海上に停滞している、「ほとんど停滞」している高気圧が
大陸の奥から進む「ゆっくり」と動く高気圧に、押されて動き出して
あの高気圧が日本列島を守る、バリアになってくれるとプロ達は読み
20km/hで北海道の太平洋上を進む低気圧に、台風2号は強く
引っ張られながら、クキッと角度を大きく東寄りに変えるのでしょう。
硫黄島もある、小笠原諸島まで進むのか、そろそろ角度を変えるのか
沖の鳥島まで行かず曲がるのか、ユリゲラーさん教えてよと
多くの釣り師が祈るような気持ちになっていると思います。
道東十勝は今日は良い天気で、気温も朝から上昇していて汗ばむような
気温になっていますが、晴れていた空に徐々に雲が出てきています。
晴れが続かない十勝晴れ、春の十勝の恒例である、あの十勝名物の
「バフン風」も、なぜか吹きませんし、昔の気象から考えると確かに
大きく自然環境が変化しているのは、間違いのない事実なのでしょう。
ラニーニャとか、エルニーニョとか、まるで流行言葉かのように
猫も牛も犬までも、誰もが口にし、世間の中で飛び交っていたあの言葉も
喉元過ぎれば暑さも忘れるかのように、すっかりと忘れ去られた存在に
なってしまっているのか、滅多に聞く事がなくなりました。
誰かが都合が悪くなれば、ラニーニャさんのせいにしたりされるので
ラニーニャさんもたまったモノではないでしょうね。
ヤッさんのように、怒るで!しかし!と、言っているかも知れません。
おわり
<追加記事です。>
有象無象と記事を書いている間に、天気図に大きな変化がありました。
ご覧のように、台風のクキッっと曲がる進路を阻むかのように
前線付近に急に高気圧が発生して、大きく張り出しているようです。
高気圧の進む速度は、20km/hと、やや速いのですが
台風の進路をブロックするかのような場所ですから気になります。
曲がれ、曲がれ、早く曲がりなさい、まっすぐ来るな~と
多くの釣り師は、声を枯らすぐらいに叫んでいる事でありましょう。
さてさて、新しい天気図が、益々、気になってしまいます。
がんばれ~気象のプロ達と応援していますが、国民釣り師の応援する声に
その国家予算の重さに耐えられず、シクシクと泣いているかも知れません。
おわり