弘法も筆の誤り(腕が良すぎ) | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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釣りの腕を上げる近道は、水中の中に沈んでいる見えない
 
針と糸、餌などがどう動き、どのような状態になっているのかを
 
想像したり、シュミレーションする事が大切なのだと思います。
 
渓流や河川での釣りでも、川の流れも見えているだけの流れではなく
 
水中では様々な水の動きがあり、川底の状態や、沈んでいる石や障害物
 
水深や水量など、想像を巡らせるソースが沢山あります。
 
サーフなどの釣りでは、海岸線を眺めて海底がどのようになっているのかを
 
自然が作り出している、その造形から海の底を読んだり、深さを想像したり
 
時に、時化た時の大波に打ち寄せられている、海岸の漂流物の量を見たり
 
釣り座をどこに構えればベストなのかを、天候や潮の状態も加味しながら
 
選べるように釣行を重ねて、経験と知恵を磨く必要があります。
 
釣りの経験がない人は、釣り人は、何気なく適当に竿を出してのんびりと
 
釣りをしているように見えるでしょうが、実は、その姿は、自称、釣り師達は
 
その場所を選ぶ為に、世界一と言われている、あのスパコンよりも高速な
 
高度な演算をしていて、その場所を選び糸を垂らしている訳なのであります。
 
サーフでは魚群探知機も使えず、船頭さんが「いいよ~やれっ」なんて
 
言ってくれないですし、100%頼れるのは、自身の釣り師としての経験と
 
カンだけなのでありますが、外れる時もあり、これがなかなか難しい訳です。
 
読みが甘く釣り座の選定を誤ったり、先行者がいて場所が空いていないとか
 
様々な条件がある中で魚が薄い時に、竿を出している時にでも、如何に
 
釣果を上げられるか、そこに大きく釣りの技術、釣りの腕が試されるのです。
 
100%ブラインドの水の中、手探り、針探り、針に餌を付けて水の中に
 
ブッ込めば魚が釣れるような好条件など、そう滅多にない事でありますから
 
サーフでの餌釣りの場合には、潮の流れ波の高さ、糸ふけ具合、風の強さ
 
釣りを始めてからも、1馬力のスパコンをフルに使わなくてはなりませんから
 
釣りをしない人は、ああ~のんびりと気持ち良さそうに釣りをしていると
 
見えるでしょうが、のんびりと椅子に座っていたり、敷物を敷いて寝ていても
 
実は、頭の中は常にフル回転をしていて、決して居眠りをしている訳では
 
ないのであり、切り株にただ座ってウサギが飛んで出てくる事を待って
 
いるような、怠け者の横着な釣り師は、事実上、存在していないのです。
 
もしも存在しているとしたならば、二日酔いか寝不足の釣りを捨てた人です。
 
魚を釣ると言う目標に向けて、1馬力のスパコンで導かれた答えに従い
 
釣り師の思った狙い通りにルアーが、水中を通っているかを確認する事も
 
又、とても至難の業でありまして、思うように操作する事が出来なければ
 
魚が喰い付く確率はガクンと下がってしまいます、だから練習あるのみ
 
釣りの技術を磨かなくては、引きたくないボウズを引いてしまうのです。
 
ボトム狙いでルアーを引いた時に、それを確認することが出来た良い例の
 
写真が下の写真です、いわゆる、狙っても難しい神業的な写真です。
 
イメージ 1
 
マジですか!
 
☆を釣るなんて凄い!
 
しかも、とても軽い
 
スピナーじゃないですか!
 
軽いスピナーを遠投して
 
ボトムを舐めるように扱い
 
ヒトデを釣るなんて~
 
貴方は、正に、スターだ!
 
なんて感じで、誰にも
 
誉められもせず
 
ただそう言う人になりたい
 
 
雨にも負けず、風にも負けず日記な、質素な釣行を続ける貧乏を釣り師で
 
御座いますが、アメマスにはとことん強く、襲い来るウグイにも負けず
 
偶に出る、ボウズも苦にもせず、朝起きたら雨だから中止、風が強いから
 
これは駄目だ中止だなと、軟弱と言うのか絶対に釣りに行くと言う気迫も
 
感じられない怪獣ずぼらも体内に飼育していて、決断に優柔不断さが
 
ありながらも、目覚めれば午前9時、まっ、取り敢えずサーフにでも行こう
 
釣りは、朝靄が掛かるフィールドで行うモノ、日も昇らぬ内から行動を
 
始めると言う早起きが鉄則の釣りのセオリーを、完全に打ち崩すような
 
異端児でもあり、常に釣りは自然を相手にするアドベンチャー
 
インディージョーンズも、寝坊したら釣りはやめとけと止めるだろう
 
人がやらない釣りが好き、いつも冒険大好き少年の目がキラリ
 
全ては自己責任が付いて回る、取締役の特権行使、重役出勤を決め込む
 
サーフへの挑戦者、遠投補助グッツを握り、どりゃ~っと投げ込み
 
ガッンと来て、バシャ~ンと魚が水面から飛び上がり、イレブンフィッシング
 
カジキ釣りのマイクロ版の画像が目の前に、キリキリキリキリとドラグが唸り
 
ヒェ~ッ、キターーーッ、アメマスじゃん!!
 
隣の吊り座のおじさんは、見ている限り朝早くからサーフに来ているだろう
 
釣り師のようで、私が到着後には、まだ一匹も釣り上げていない様子であり
 
遅い時間に現れた釣り師の登場に、甘いなと言っていたに違いないが
 
サーフに付いて数投で、いきなりアメマスを釣り上げられて、目がテン!
 
なんじゃこりゃ~っと、叫んでいたに違いない、そして俄に近寄って来て
 
へぇ~っ、ルアーなんだ、へぇ~、そんなの使っているんだ~と偵察モード
 
情報収集に余念がないようだが、餌釣りが専門のおじさんの様であった。
 
おわり