今年初のサーフで、遠投補助グッツ「Version2.1」を使って
釣り上げたアメマスの写真が、妙に懐かしく思えてしまいます。
力まずに遠投を心がけ、波打ち際から約90M付近にルアーを落とし
最初は速巻きで遠投補助グッツを海面まで浮き上がらせ
ゆっくりとリールを巻きながら、ガツンと来てくれたアメマス君
この後もヒットが続き、遠投補助グッツ「Version2.1」の実力は
揺るぎない物であると確信した一瞬でありました。

震災と原発事故さえなかったら、もっと、もっと、サーフに出ては
釣りをやっていたのでしょうが、気持ちはやはり落ち込み気味ですし
レンホウのように、ドンチャン騒ぎをするような、そんな気分には
全くなれなかったと言っても、過言ではない一年でありました。
収入が激減をしたのも原因でもありますが、サーフまでの移動に
行って一時間、帰って1時間、その日の海の波の具合も分からずに
なにも考えず安易に家を飛び出せば、ボウズを喰らうよりも辛い
釣りが出来なくて、とんぼ返りになりますから、臆病風が吹く訳です。
勇気と決断、そして行動力、情報の収集も全て自らが行い
官房機密費も、政務調査費も使えずに、全て自腹でお支払い
国民が納めた税金で、キャバクラに通うあの国会議員とは違うのです。
ボウズを喰らうのも、波に浚われそうになるのも、全ては自己責任
お昼ご飯だって自腹で購入する訳ですから、おにぎり2個とセイコマの
バナナを手にして、血気盛んに挑まなくてはならない訳であります。
全ては、目的の魚を釣る為に持てる力の全力を尽くすのみであります。
これから始まる氷上での釣り、髪の毛に触れる糸すらも感じ取る
繊細な腕と研ぎ澄まされた感が必要となる、小物を狙う釣り師に
豹変しなくてはならない季節となりますが、長い釣り人生で培った
川、海、湖、沼、水溜まりで鍛えた、この腕を存分に発揮をして
新アイテム、青い光の「テラ魚が集まる集魚灯」を、お供にして
頑張らなくっちゃと、気持ちだけはどんどん前に進みます。
母さん、あの日ななくしてしまったアイスドリルは
どこに行っちゃったんでしょうね。
おわり