だって、だって~釣りに行きたいんだも~ん
雨の日だって、釣りがしたいんだも~んと
俄に計画を立てましたが、その計画すらも見事に頓挫
想定外の私用もバタバタと噴出、降る雨も激しさを増し
そこら中に大きな水たまりが出来ていて、天空から降り注ぐ
冷たい雨粒は水面に落ちては、大きな波紋で水面を激しく揺らし
想定内の言葉、こんな日に釣りに行くなんて馬鹿じゃないのと
その一言で、行動準備も、気持ちも一瞬で消え失せてしまい
計画の全ては見事に終焉となりました。
雨は夜半には上がったのか、朝起きると雨は止んでいました。
現在は、再びシトシトと雨が降り始めていますが、まっ、私の人生は
こんなものでありましょう、趣味と言えども命を懸けてでも走り回る
心から萌えられるものも、めっきりと少なくなり、常に挫折感だけが
自分の後を追って来るみたいな、暗黒の時を過ごしているかのような
なんだか生活に張りがないような、いつ迄も膨らまない萎んだ侭の
ゴム風船であると言いたくなるような、本来は行動派の私にとっては
非常に辛い毎日の生活が続き、精神力が益々ひ弱になっているような
頑固さも微塵に消え去ったかのように、メェメェ~と鳴く羊にされたような
出る杭は打たれるからと、目立たず、なにもせず、人混みに紛れながら
平凡に生きる事が得策であり、それが一番だと考えている感じの
世の中の動きには一切逆らわず、権力者達の言うが侭に、根無し草の
ようにただ流されて行く事を選んでいる、超保守派を決め込んだ民衆の中に
この私も容赦なく、混ぜられ同じ色に染められるような、そんな恐怖が
この身に襲って来る感じに怯えてしまうのであります。
この侭では食べる物が無くなるから、放射能に500ベクレル汚染されて
いたとしても、まあまあ、なあなあ、身体には悪いが、それも必要悪として
食べる物がなくなるよりは良いだろうと、仕方ないが先行されている
国民の健康を完全に無視をした、経済重視、生産者保護の政府の動きを
手放しで容認している、お粗末な国民と完全に同化をせざるを得ない
一派一纏めにされた日本国国民と言う、財力も権力も、地位もない
死ぬも生きるも国家の思うが侭、国会議員の奴隷にされている
平民層として生きて行かなくてはならないのかと、ついつい釣りに
行けなかった悔しさが、放射能を扱うドキュメンタリー番組を見させ
結局は気分を変える事も出来ずに、悪循環を生む訳でありまして
そうなると胃がキリキリと痛み、サクロンもついつい飲んでしまい
サクロンを補充する為に、経済行動の歯車になり、また余計に一つ
働かなくてはならなくなるのでありました。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル 一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ陰ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ
この宮沢賢治先生の詩が胸に染み、痛く心に響くのであります。
目立ちたくないけれど、行動はしっかりと行い、謙虚に生きる事を
宮沢先生は求めていらっしゃった事が、心に伝わって来ますが
現代社会の経済重視の動きの中に於いて、人より目立たなければ
その侭埋もれてしまい、後は、消え去るのを待つだけでありましょうし
どうしたらいいのか、これからもその難題に立ち向かいながら
欲望渦巻く経済活動に見切りを付けて、自給自足生活が出来るように
これからも頑張りたいと思います。
焼き畑を守る、あのお婆さんのような生活が出来たら良いな~
山は多くの生命に命を与え続け、そして、山が死んだら人間も死ぬ
自然があり、その動きの全てが循環している中
人は生かされているだけなのでありましょう。
おわり