台風12号の被害の甚大さから、なぜか話題にもされていない
台風13号の存在、進路予想では、釧路・根室を直撃しないが
掠めて通過する事には、間違いがない台風の進路である。
帯広は、風雨が強まっているが、この雨と風は日本海をロシアに向かい
進んでいる台風12号の影響で、北方向に強く吸い込まれている
風であろうと思われるが、やがては、13号の影響も北海道に現れ
どのような気象になるのか、要注意をする必要があるのだろう。
台風13号は、994hPaと暴風圏を持たない、勢力が弱い台風だが
最大瞬間風速は、30m/sであるから、突然の突風による
風倒木や、農業施設、ビニルハウスの倒壊、看板や屋根の破損などに
十分に注意をし、補強や補修、万が一の時の対策などを施し
決して、油断をしていてはいけないのだろうと思う。
台風第13号 (ノルー)
平成23年09月05日10時00分 発表
平成23年09月05日10時00分 発表
http://www.jma.go.jp/jp/common/line_menu.gif | |
<05日09時の実況> | |
大きさ | - |
強さ | - |
存在地域 | 日本の東 |
中心位置 | 北緯 33度25分(33.4度) |
東経 149度30分(149.5度) | |
進行方向、速さ | 北 30km/h(15kt) |
中心気圧 | 994hPa |
中心付近の最大風速 | 20m/s(40kt) |
最大瞬間風速 | 30m/s(60kt) |
15m/s以上の強風域 | 北東側 500km(270NM) |
南西側 280km(150NM) | |
http://www.jma.go.jp/jp/common/line_menu.gif | |
<05日21時の予報> | |
強さ | - |
存在地域 | 日本の東 |
予報円の中心 | 北緯 35度35分(35.6度) |
東経 149度30分(149.5度) | |
進行方向、速さ | 北 20km/h(11kt) |
中心気圧 | 994hPa |
中心付近の最大風速 | 20m/s(40kt) |
最大瞬間風速 | 30m/s(60kt) |
予報円の半径 |
90km(50NM)
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アメダスレーダーを見ると、太平洋から内陸に吹き込む
南の風が、襟裳付近で日高山脈に水蒸気がぶつかり
大きな雨雲に成長して、多くの雨を降らせている事が分かる。
台風の進行速度も、30km/h~20km/hに減速するのも
台風12号の大きな被害をもたらせた、遅い台風の恐ろしさも
感じてしまう訳であるが、気象庁は同じ間違えを繰り返さぬよう
しっかりとした観測と、情報の開示をして欲しいと思うのであります。
北海道を直撃しないから大丈夫ではなく、地方自治体もしっかりと
情報の把握と、最悪の事態の時の、危機管理をしっかりと練り
孤立する危険がある住民に対しての、避難方法や時期などを
前もって想定し、その必要があると判断した場合には、速やかに
行動に移すよう切に願うのであります。
備えあれば憂いなし、まずは、住民の生命の安全第一で考え
後日に延ばして良い仕事は置いておき、まず今考えなくては
ならない事を優先をして考え動くべきなのだと強く思います。
避難命令を発動しなくて良ければ、それに越した事はない訳で
混乱を招くから、出さない、などとならぬように、しっかりと仕事を
して頂きたいと懇願なのであります。
おわり