ペルチェ素子を使った薫製器で、ちょっと夢を見てみましょう。
<ペルチェ素子を使った薫製器の製造(夢)基本原理(想像)>
①樹木のチップを燃やす事で、薫製を作る元となる煙を発生させる
②チップが燃焼する熱で、水を温める。
③ 温まった水の温度がある温度まで上昇すると、機械式サーモ弁が
動作し解放されて温水が、ペルチェ素子に密着する
密閉加熱体の表面へ流れ加熱を始める。
③-1 チップを燃焼させる下部に、密閉加熱体装置を設置する事が
システムが最初に動き出す為に、初期電力が必要となるので
常温の水とチップを燃やし加熱されたオンスイとの温度差で
⑤に示す温度差を得続け、連鎖的に温度差を得る為に
循環ポンプを起動させる必要がある。
④加熱されているペルチェ素子の反対側の面には、同じく冷却用の
密閉冷却体が密着され、冷えた水が流され続ける。
⑤温水側と冷却側の流体(水・温水)を循環させる為に、モーターの
両軸に取り付けられた、循環ポンプが回される事から、連鎖的な
温度差が発生し発電は維持される。
⑥温められた水が100℃を越えて沸騰し設備に対して、高い圧力が
掛からないように冷却保護装置を取付る。
⑦冷却用の水はペルチェ素子から伝わる熱で、徐々に温められるので
冷却フィンと組み合わされたファンで常に冷やされ続け
温度差が最大になるように、システムを維持させる。
⑧燻煙庫内の煙を循環させるファンを取付、必要により酸素を庫内に
送り込み、チップの炎が二酸化炭素の充満などで、消えないように
常に適切な火加減で、燃え続けるようにする。
⑨冷製薫製の場合には、冷却水を庫内壁面に設置したパイピングで
庫内温度を下げ、反対に熱製薫製の場合には、温水を巡らせ
庫内の温度が上がるように、両方の薫製製造に使えるように
バルブ操作で切り替えられるようにする。
⑩常に燃やされる、ペルチェ素子発電機の燃料ともなるチップの補給は
チップの重量と常に連動した機械式、又は、電子式の燃料ゲージを
組み込む事で、燃料が減れば手動で補給をする、手動補給方式を
標準としながらも、ハイレベル機種のオプションとして
補給ホッパーから自動でチップが補給される、自動化も可能である。
⑪燻煙庫内の温度管理も自動で行われるので、薫製製造が楽になり
後は燻煙時間と温度設定だけで、誰にでも簡単に、保存食になる
薫製が出来て、家庭の料理のバリエーションも広がる事であろう。
⑫外部電源が不要であり、別売の排気ユニットを取付る事で
窓からの排気も可能となり、マンションでも、戸建て住宅でも
薫製用のチップを個々で入手するだけで、いつでも薫製作りが
可能になる、夢のような無電源、ハイブリット薫製器で薫製三昧
美味しい料理三昧が楽しめる事であろう。
⑬あとは、夢の中で出来た、薫製を美味しく食べるだけ。
おわり