家庭で消費されている電力を、家庭で作り電力を使用すれば
日本国に存在している、原子力発電所は全て閉鎖出来るだろう
オフィスや工業生産に使う電力は、水力や地熱や風力やその他
化石燃料を燃やさずに電力を得られる発電に、シフトをして行くと
原油の使用量も大きく減り、ガソリン価格なども下がるのだろう。
使われる原油の量が減れば、油田の枯渇も長く延びるだろうし
自動車などの内燃機の燃費も、年々改善されて行くだろうから
それをハイブリット自動車に乗せる事で、原油の使用量も年々
減って行くだろうし、EV(電気自動車)も進化して行くだろうから
EVが問題なく使用が出来るように成長し、普及をする事になれば
脱化石燃料は大きく前進する事になるのでありましょう。
EVと言えば充電をする為の電力が必要になりますが
その充電電源をどの発電に求めるのか、その辺が重要になりますが
やはり、太陽光発電や風力発電などの、自然エネルギーから電力を
取り出してEVに充電させる事がベストでありましょう。
1日に100km程度しか走行をしない、事業系・営業系の自動車などは
EVへのシフトする事は、現在でも直ぐにでも可能なレベルまでEVは
性能を進化させていますが、車両の価格が高額で新たな投資をしての
導入に踏み込めない事業所が多いのが実状でありましょう。
新たな投資なしで、完全無料でEVの蓄電池に充電が出来たならば
今まで焚いていた燃料費と相殺して計算をすれば、100km=7L/日
7L×150L/円=1050円/日、1050円×24日=25、200円/月
25、200円×12ヶ月=302、400円/年、5年間乗れば
1、512、000円が浮きますから、EVの価格が150万程度であれば
確実にメリットが出る訳であります。
投資・購入ゼロから、有益なエネルギーを無料で取り出す事は
まず不可能ですから、如何に安い経費でエネルギーを調達をするのか
そこで多くの人達が試行錯誤を繰り返し、研究を進めている訳ですが
太陽光発電は天候に左右され、とても不安定な電源ですから
毎日定期的に使うエネルギー供給源とするのには、大きな不安があり
昨日、曇りでしたから、本日は自動車が動かないので行けません
などと、お客様に言ったなら、バッカモ~ン、あさって来あがれ!と
大目玉を喰らいますから、そんなかけに出る事は危険です。
100%充電をして、その日に100%全てを使用する事が前提で
考えると成り立たないのですが、もしも、走行距離がその日は短くて
80%だけ電力を使用した場合には、20%は蓄電池に残りますので
翌日の使用分にその電力を回せるので、80%の充電で済みます。
50%しか使用していない時に、その電力を電力会社に売れるような
仕組みとして発電所の負荷を、軽減させるとして考えられているのが
スマートグリット方式ですが、余った電力を、わざわざ電力会社に
売らなくても良いのではと、私は考えてしまう訳ですが、電力会社に
高く買い取らせる事で、金銭的利益が得られるので、人間の欲望の壺を
上手に擽り普及を広める戦略、いわゆる、現在の太陽光パネル設置で
オカネを儲けている事業者と、その一派が動いている仕組みと変わらない
のが、スマートグリット計画なのだと私は思います。
その前提にあるのが、CO2(二酸化炭素・温室効果ガス)問題が
定義されていて、それを減らす為に努力をするとされた、大義名分にした
売り言葉が必ず存在し、常に付き纏う訳でありますから、二酸化炭素と
放射能、どちらが怖いかと言えば、放射能の方が断然に怖い訳ですが
しかし、放射能の完全無害化の処理が出来ないのにも関わらず
原子力発電所はドンドンと増え続けている、現状の世界の動きが
ある訳で、結局は何かを犠牲にして、産業を発展させるやり方は
なにも変わっていないと、気が付く人が少ないのが面白いところです。
そこが、原子力発電所は、便所のない施設と言われている所以ですね。
その問題は置いておき、ゼロからエネルギーを作り出す難しさに
考えを進めて行くと、一つに、捨てる物からエネルギーを取り出す方法に
注目したくなりますから、家庭から廃棄されている、植物油(サラダ油)を
利用した、超低燃費ティーゼルエンジンと、高性能蓄電池を組み合わせた
ハイブリット式の家庭用発電機が、作れれば有効に使えそうですが
どう考えても、廃棄され出て来る植物油の絶対量が足りません。
1Lで30日動かせるディーゼルエンジン式ハイブリット発電機を
考え作ることが出来たならば、電力会社は不要になってしまうので
その研究には研究費が回されず、御法度とされているのが現代社会の
有様で、二酸化炭素を消す研究にも、その網が掛けられているのも
多くの人々が知らない現実なのかも知れませんね。
誠しやかな論理を世の中に広め、それを上手く使い民衆を動かし
経済を動かして、上手く先導しているのが、政治家や金持ち、企業家が
集団となった、資本主義社会に存在している、真っ黒な闇組織であり
騙されていても幸せだと感じる人と、そうでない人がいるから、あれこれと
議論が絶えない社会なのでありましょうし、飯の種を奪われそうになれば
強く反発をして相手を封じ込めようと、もの凄いパワーで攻めるでしょう。
人間の目の前に、ぶら下がっているものが、欲望だったり、利益だったり
地位だったり、名声だったり、ドロドロとしちゃう訳でありますよね。
人の中には、作られては困るシステムが、存在しているのも事実ですし
善意を元に、作って世に広めようとしている人もいたり、受け入れる側の
考え方がどちら寄りなのかで、受け入れられるか、受け入れられないか
その辺が世論として決まって行くのが、民主主義の集団生活の場でしょう
潮留めゲートの開放問題も、全く同じような事なのでありましょう。
人間の心理って本当に難しくもあり、単純なのかも知れませんね。
おわり