白熱灯のダウンライトを、電球型のLEDランプに取り換えるだけで
消費電力が1/5程度に抑えられるので、節電効果は歴然に違いますが
そこで注意したい点が、壁のスイッチに調光器が組み込まれている
場合には、誤動作を防ぐ為にも、調光器を直結にして、スイッチだけで
ON・OFFの操作にするか、最大の位置で固定するなどの注意が必要です。
真下からランプを交換するタイプだと、配光はそれほど気にはなりませんが
横向きに白熱電球を取り替えるタイプだと、LEDランプには光が出る
方向、指向性がありますので、暗くなってしまう事が多いです。
その場合の対処方法としては、少々高価になりますが広角タイプの
電球型LEDランプを使うなどの工夫が必要になります。
また、ガラスグローブなどで、完全にランプが密閉されている
照明器具や、防水型の照明器具では、LEDランプの電源部の
放熱が出来なくなるので、故障の原因にも繋がります。
熱イコール、エネルギーの損出ですから、これをなくせば
もっと、もっと、LEDランプは優れ物になると思います。
電気配線を弱電直流回路にして、LED照明に送る事が出来れば
エネルギー損失は、少なく出来て、十分にその高価を発揮させる
ことが出来ますが、直流電源の場合には、電圧降下が大きいので
それなりの工夫も必要になりますし、高効率な専用電源装置も
必要になるので、交流100Vで低電流で発光をする新たなランプの
発明が急務になってくるのかなって思います。
既存の照明器具を改造する事は、法律で禁じられていますので
改造なしで、ランプ交換で済ませなくてはならないのが
普及が延びないネックの問題点ですが、発熱量の少ないLEDの
電源回路が発明されれば、その時には、その種のランプ使用に限り
ソケット交換は可能にする程度の特例、法改正も必要だと思います。
法整備の準備だけをしておいて、発明されれば直ぐにでも法施行を
実施が出来る体勢に、役所はして置くべきなのだと強く思います。
おわり