
切り出されたアルミ板を
巧みの技で曲げてまして
パーツが一つ追加され
後に叩き削り穴をあけ
様々な行程を経てから
組立て行程に入ります。
これからが大変な作業でありまして、寸分の狂いも許されぬ
緊張の連続となる気の抜けない仕事となるでしょう。
まずは、その緊張を解す為にも、珈琲を落としてブレイクタイム
お茶菓子は、領収証不要の正真正銘の自分のお金で買った
プリングス・テキサスバーベキュー味を3枚だけ取り出して
直ぐに密封し、次のブレークタイムのおやつとして保管です。
一度でも開封をしたら、長期保存が出来なくなるので
毎日テレビを見ながら、5枚ずつを食べなかったら
カビが生えて全滅をして、廃棄処分になるので注意です。
いよいよ、不要品で作った、あの簡易卓上ボール盤が
活躍する時が近づいていて、心がワクワクしていますが
簡易卓上ボール盤の作業に移る、そこまでの作業に無事に
到達をするのか、あの部分の加工と強度が若干ですが
不安がありまして、その対策に課題が少し残ります。
机上で練りに練った完璧だと思える、作業計画であっても
実際に作業をしないと、問題点は見えないものでありまして
机上では考えられない、想定外に出て来る問題を解決して行く
その苦労がある中の面白さは、ものを作る事が好きな人達の
共通する心理でありましょうし、だから私も止められない訳で
普通ならば、元となる形や考えがあるのだから、それを形に
してくれる人を探して報酬を払い、製作を依頼をすれば
余計な手間は掛からず、出来上がって来た品物を見て
此処が上手く行っていないとか、悉く文句を言いながら
自分は楽をして胡座をかいていれば、良い訳でありますが
貴方が出来ない事を、私が代わりに考えてやって上げて
いるのですよと反旗を翻された時に、ならば自分がやると
言えるだけの技術がないと、単なる文句垂れにしか成らず
その仕事がどれだけ大変なのかも分からず、労働の対価を
ただ値切るだけの、大馬鹿者になってしまう訳でありまして
豊田社長が自動車を組立てられるかと言うと、カートですら
組立てる事は出来ないでしょうし、ロボットで出来ない作業を
人間にやらせている訳で、人間がいないと出来ない作業は
いわゆる、コンピュータープログラミングをする、労働者と同じ
技術者なのであって、決してマシーンの代わりではなく
同等の労働の対価がそこにある訳なのであります。
その作業が単純なのか、そうではないのかで、労働の対価の
査定が付けられ、個人の収入の額が決められるのです。
現状の社会では、何かしらの権力さえあれば、能力もない者でも
高額の所得を得られている、世襲や階級制度になっているから
日本国の産業も技術も、衰退する一方なのだと思いますし
常に目先が物を売る事だけ、利益を増やす事だけに向けられ
市場は世界、グローバルな視点を持つ事がステータスだと
思い込んでいる企業家が竹の子のように、我も我もと先を急ぎ
お釈迦様が垂らした救いの細い糸は、今にも切れそうな状態に
なっていて、その内にプチッと音を立てて、日本国国民は地獄の
釜の中にドボンと落ちてしまう事でありましょう。
TPPが実施されたら、その時期は更に早まり、あっという間かも
そんな不安が常に私の脳裏につき纏っています。
世界各地で起きている大洪水に、なにを見るか
日本国を見ずに、世界ばかりを見ていると、足を浚われて
多くの日本国国民が気が付いた時には、天明の大飢饉のような
姿の日本国になっていて、金持ちや国会議員や公務員達だけが
おいしい食物を腹一杯に喰らいながら、民衆達は飢えに苦しみ
痩せこけた赤ん坊を抱く母親の姿、骨と皮だけになった
母親の屍の乳を貪る赤ん坊の姿が、そこら中にあるような
正に、地獄絵のような有様となり、その時に初めて自国の食料は
自国で生産をして消費するべきであると、気が付くのでありましょう
ロシアは国民の食料を守る為に、小麦の輸出を禁止しているのに
この世界に、安定した食糧供給を約束した、TPP協定の姿が
あるのでしょうか、国内で作られた小麦が高額なので売れずに
大量の在庫が生まれ、またまた、日本国政府が金を出して
売れない小麦を税金で買い取り、日本国の農業を手厚く保護を
するような流れは、どう見ても許されるものではなく
TPPに参加をしなければ、それだけで税金の無駄な出費は
なくなる訳でありますから、税金の無駄をなくすと豪語している
単なる気込みだけの、パフォーマニストにしか見えない
レンホウは、良く考えるべきでありましょう。
日本人の食を直接守る税金ではなく、農業者の収入を維持する
税金の出費は、日本国憲法の公平の原則からしても違反であり
なにもか藻を一緒に行おうとしている、欲張りは、舌切り雀の
意地悪婆さんと同じで、葛籠を開けたらお化けが出るでしょう。
亀を助けた浦島太郎を、後ろからドロップキックで倒して
亀を略奪し、竜宮城へ行けと命令をしている、与謝野馨とか
あらららら、コーヒーブレークが長くなりました。
プリングスの最後の一枚を食べて、さぁ、始めましょ。
おわり