遠投補助グッツ「Version2.1号機」のサブラインには、フロロカーボンラインは
完全に不向きである事が、使用実証試験で明らかになりました。
いつも使っているナイロンラインのサブライン6号から、細くて強いフロロカーボン4号に
サブラインを取り替えて、漁港内と言う事で力をセーブした投げなのに数投で
ジョイントシステムの撚り戻しの根元から、ルアーの重みから掛かる急なテンションに
絶えられずに切れてしまい、大切なルアーを一つロスとしてしまったのである。
これがまた、遠投補助グッツが着水した後に、目の前でポチャンと何かが海面に落ち
なんだろうと水面の波紋を眺めつつ、リールをキリキリと巻いて手元に帰って来た
遠投補助グッツシステムを見て、あっ!ルアーがないと唖然としてしまったのである。
力一杯遠投をするサーフでは使わないと決めていたのだが、築港と言う事でサブラインが
細い方が釣れるのではないかと、欲張りな余計な考えを持ったのが過ちだった訳で
しかし、これでサブラインは明らかにフロロカーボン天蚕糸の使用は避けた方が
良いのだとルアーロストの損出はありましたが、確かなものとなったのであります。
サブラインは、ナイロン天蚕糸を使う事を標準として、あとは自己責任と言う事で
釣り師の判断に任せる事にしようと思います。
なめって結んでも切れるとは、フロロカーボンの特性上の問題なのか
フロロカーボン4号のラインに、重さ14gのルアーが重すぎると言う事はないだろうし
竿を振った時に、鞭のように急に掛かるテンションが、フロロカーボンラインの
特性に合わないのだろうと推測をするが、新しいラインに期待が大きすぎたのか
高価だったのに良いと思い込んで手を出してしまった、フロロカーボンライン
買わなきゃ試験も出来なかった訳だし、出費が嵩んだけれども結果オーライなので
遠投補助グッツシステムからは、フロロカーボンは指名停止とする事にしよう。
道糸にPEは良いのだろうが、サブラインにはPEは向かないだろうと推測
ナイロン天蚕糸のあの柔軟な伸びがショックを吸収し、ラインブレークを防ぎ
不測のルアーロストを防いでくれているのだと確信します。
50投に1回は、各部分の結び目の確認とラインの傷などをチェックすれば
痛い出費のルアーロストを抑える事が出来て、ルアー1個が400円とすると
イソメ、1パック400円を海に投げるのと同じ事になるので、そんな無駄を無くせば
魚1匹を針に掛ける経費は大きく抑えられ、釣りのコストダウンに繋がるので
釣り師もニコニコ、財布の中身も減らずに、家族円満、楽しい釣りとなるのだろう。
いゃ~、目の前でチャポン、えっ魚か?なんて知らぬが仏、惚けてるオヤジになり
他の釣り人に目撃されていたのかは不明だけれど、実にかっこわるい姿を晒した
釣り師になってしまい、もう、フロロカーボンなんてカッコ良い響きには騙されなぞ
在庫のフロロカーボン4号は、勿体ないのでチカ釣りの時の手竿の道糸に使おうと
決めたのであります、自分は何故に新しく出た最強の文字に何故に弱いのか
ゲイツには騙されないようになったけれど、釣り具の新製品には実に弱い
そうそう、厚内港でアキアジ狙いの浮きルアーを投げている釣り人の姿を
しげしげと眺めながら、遠投補助グッツへの応用を研究してみた結果
浮力を持つ翼を長くすれば、浮きルアーと同じ効果が出ると判明しました。
あのルアーに餌と言う邪道とも思える、重たい浮きルアーを海面近くまで導き
喰わせるには「遠投補助グッツ」の使用は、実に持って来いなのであります。
飛距離は浮きルアーの約3倍もありますし、ルアーを長く引く事が出来れば
それだけアキアジが食い付くチャンスの時間が長くなり、投げる回数も大幅に減り
体力の温存も出来て、長い間投げ続ける事が可能になります。
今回は気になっていたあの、タコベイトにおろしニンニクをたっぷりと塗って
投げ込んでみたけれど効果なしだったけれど、これは魚影が少なかったからなのか
まあ、タコベイトニンニク卵黄は、来年に期待する事にして、アキアジは本当に
臭いのが好きなのかと言う事の課題として残して置こう。
おわり