<水蒸気噴出>土砂から不明男性の遺体 宮城・地熱発電所
毎日新聞 10月18日(月)12時12分配信
宮城県大崎市のJパワー(電源開発)鬼首(おにこうべ)
地熱発電所で水蒸気が噴き上がった事故で、県警などは18日午前、
噴出口から南西に約100メートル離れた土砂の中から、
行方不明になっていた秋田県湯沢市皆瀬、ボーリング会社社員、
伊藤邦昭さん(63)の遺体を発見した。
事故は17日午後3時35分ごろに発生した。伊藤さんら4人が、
熱水が流出する穴を石で埋める作業をしていたところ、水蒸気が噴出。
近くの建設会社社員、高橋安幸さん(48)がやけどで重傷を負い、
伊藤さんが行方不明になっていた。
【須藤唯哉】
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最終更新:10月18日(月)16時19分
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Jパワー(電源開発)の諸君、沸騰しているヤカンの注ぎ口と蓋を
完全に密閉すれば、後に、どの様な事が起こるかを考えなかったのだろうか
猿でも分かるような、水蒸気の圧力上昇に気が付かないとは、驚きであるが
その水蒸気を利用して発電をしようとしている、その組織の存在自体が
とても怪しく思えて仕方ないのである。
Jパワー(電源開発)の、現場管理者や技術者達の危機管理能力や管理体勢の低さ
小学生がいるような作業を指示をしている、そのレベルの低さに驚かされてしまう。
どう考えたって猿が考えたって、高圧で吹き出す水蒸気を強制的に止めれば
行き場を失った高温高圧の水蒸気が、地下でどの様な状況となるか想定が出来る
全く想定内の自己であり、その判断のミスで死者まで出す大事故になり
その監理責任からは逃れる事は一切出来ない事であろう。
Jパワー(電源開発)と言えば、天下り達も多く存在していると認識をしているが
原子力開発の妨げともなる、無公害の地熱利用事業を身がカラタチの手で破壊して
原子力発電の新築増築一本で突き進もうと目論む、原子力発電推進派の手に因る
エネルギーテロなのかとも疑ってしまう、全くもって低レベルの作業による事故に
犠牲となられた作業員さん、ケガをされた作業員さんには申し訳ないのであるが
この事故は、起こるべきして起こった事故であり、自然の力を人間様が完璧に支配
管理が出来るのだと高を括り馬鹿にすると、自然の力のしっぺ返しとも言えるだろう
このような恐ろしい事態になると言う事を肝に銘じるべきであり、自然の力を利用させて
頂くのだと言う謙虚な気持を失ってはならないのだと、強く私は思うのである。
まずは、天下りが多く存在をしている、Jパワー(電源開発)と言う組織を再編し
日本国国民の為だけに電源を開発する、営利を目的にだけ動く組織ではなく
日本国を支えている電力と言うライフラインを、国民の誰一人として差別をせず
しっかりと守る日本国にはなくてはならない、民間企業である電力会社に有料で
電力を売り金銭的な利益を出して、国民へ金銭的な還付をする、国有組織に変えなければ
いつまで経っても、原子力の方ばかり開発に目を向け、今回のように管理能力
レベルの低い事故を起こし続けるのであろうし、優秀な管理者や技術者達は
巨額な金のなる木とも言える、原子力開発や発電所に集中してしまい、余り魅力のない
発展途上のエネルギー開発に学生や研究者達の興味も関心も集まらず、火山列島でもある
無限のエネルギーを利用しない、毒だけを出し続ける原子力開発に、猛進するなど言語道断
宝の持ち腐れなのであり、今回の事故で地熱開発が遅れる事となれば、最悪なのであり
事故を起こしたJパワー(電源開発)に対して、バカヤロウ!元気ですか、ボンバイエと
言わざるを得ない訳であり、今回の事故でお亡くなりになられた方のご冥福を
お祈りすると共に、突然の事故で大切な人を亡くされ深い悲しみ暮れていらっしゃる
ご家族の皆様方に心から深く哀悼の意を申し上げます。