ふと、自分で投げている遠投補助グッツ「version2.1」がどれだけ飛んでいるのか
距離が知りたくなってしまうのであるが、ナイロン天蚕糸なので色分けもなしだし
色付きのPEラインを買う金もないし、さてさて、距離を測るのにどうするか
目測では80m~90mである事は確かだが、海は目標物もなく広いので
自分で思っている距離よりも、飛んでいない可能性も拭いされなくて
大凡でも良いから、ちゃんとした数値が欲しくなるのが、根っからの私の性格であり
なんだか根拠のない、好い加減な仕事に対しては、どうしても妥協する事が出来ず
根拠を示せるソースがどうしても欲しくて、どうも落ち着かない気分なのである。
投げた距離を測るにはリールから出た量の天蚕糸のフケを取り、それから巻き取った長さを
測れば大凡の距離が分かるのだから、リールの巻き取りプーリーの直径を測り
天蚕糸が巻かれている部分の約1/3が出される量なので、その平均値を出し円周から
距離を割り出せば、外に出て天蚕糸が巻かれたメーター数が大凡であるが導ける。
ならば、回転するスプーラー部分の回転数を、カウントすれば良いのである。
目で追ってヒィ・フゥ・ミィ・ヨッと数えている途中に、「いまなん時だい」と
いきなり話し掛けられて、ムツなんて答えちゃったら、また最初っから数え直しになるし
やはりカウントは、間違いが出にくいオート化が必要であろうと思うのである。
そうだ、優れ物の使っていない、あれを使おうと思い付いたのである。
あれとは、平均速度や時間、距離も10冀碓未泙之彗し、表示する事が出来る
サイクルメーターが偶然にも、1個だけ手元にあったのである。
簡易型の防水型でもあるし、自転車用なので少々のショックにも耐えられるし
願ったり叶ったりの測定器になるかも知れない、入力信号はセンサー部分に瞬時導通
ONの信号を入れれば1カウントと、簡単な入力方式であるのだから、回転部分に
接点を上手に取付さえ出来れば、直ぐにでも実用化が出来そうである。
リール本体をボディアースとして、スプーラーの部分にボディから絶縁された
駄目だ、反対だ、スプーラー部分をボディアースと考えて、絶縁された接点に対して
スプーラー部分が回転する毎に軽く接触をする事で導通し、信号を取り出せば1回転に
1カウントの信号が得られるので、左右対称となっている突起部分よりも高い位置で
接点を設ける必要があり、接点を固い部品で作るとガスッガスッと異音がするだろうし
下手をすればガシッと止まるだろうから、そうなると気分が悪いので何にしようかと
考えたら、そう、バネ、小さなバネでビョンビョンとなれば、音も気にならないだろうし
金属疲労からの折れにも強いので、使い捨てライターを分解した時に取ってあった
ある程度の強度もある、あの細いバネを使えばもうバッチシなのである。
あっ、スプーラー部分は上下動、しない、良かった。
頭の中では既に設計図は仕上がったが、考えるだけで付かれたので製作は次回にしよう。
週末まで終わらせて置けば良いんだから、もう楽勝、なにも焦る事などないのである。
PEラインだと軽いから、もっと飛ぶのだろう、でも、あのフチャフチャフチャとなり
グッチャグッチャのライン絡みになると、イライラして、ハサミでチョキンと直ぐに
切ってしまいたくなる、あれが大っ嫌いなので、あまり買う気はしないのである。
4.5Mの太竿用に、目方を重くした「version2.1」B型も作ってみようかな
錘荷重が25匁~30匁(モンメ)に合わせて、ドリャーと気合いを入れて投げれば
軽々と120mは飛びそうな気がするが、まずは、4.3Mのいつもの竿でいつもの
重さで飛距離を計り、みなさんにご報告をしたいと思います。
まる1日休まずに、300回も投げ込み続けると、野球肩のようなあのズキズキとした
痛みが翌日肩にあったりしますが、これは普段からなまくら生活をしていて体を鍛えて
いない自分の身体の弱さの証拠なのであり、その原因となるのが、正確な距離が分からずに
やたらと力を入れて、飛距離を出そうと無理をしているからで、普通に投げていて
飛ぶ距離が分かれば、リラックスしながら1日300回以上は投げ続けられるのでしょう。
さてさて、釣り始めて何投目で来るか、その日の投げた回数で、その日の釣果が
?/300とかで決まる訳ですが、前回、築港でウグイを釣った時には、60回投げて
大小様々なウグイが15匹ですから、15/60の確率は優れた数値だと言う事が
立証する事が出来ますが、早くみなさんに使って貰いた~い
そんな気持だけが逸ってしまい、ついつい、往復2時間も掛かる海まで走って行って
アキアジ(メス)の、実証検証に行きたくなってしまうのであります。
行きたい、行きたい、釣りに行きたい、足をバタバタ、またまた病気が出てしまいそう。
おわり