コーラン焼却中止を発表=国防長官、直接説得―米教会
時事通信 9月10日(金)7時23分配信
【ワシントン時事】米同時テロから9年を迎える11日に
イスラム教の聖典コーランを燃やすと宣言したフロリダ州の教会
「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」のジョーンズ牧師は9日、
記者会見し、「コーラン焼却を中止する」と発表した。
国防総省によると、ゲーツ国防長官は同日午後、ジョーンズ牧師に直接電話を掛け、
「イラク、アフガニスタンの兵士の生命を危険にさらす」との懸念を伝え、
計画を実行しないよう要請。
同牧師はその後、焼却中止を発表した。
コーラン焼却問題をめぐっては、世界的な反米感情の高まりを懸念した
オバマ大統領が中止を呼び掛ける事態に発展していた。
ジョーンズ牧師は中止の理由として、ニューヨークの同時テロ現場近くで
計画され、賛否が分かれているモスク(イスラム礼拝所)の建設場所を
移動させることで、イスラム教指導者と合意したことを挙げた。
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最終更新:9月10日(金)9時20分
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ブッシュが、アメリカ国民に植え付けた、イスラム教に対する憎しみの感情を
和らげる為にイスラーム教指導者は、寛容な心で今できる事を模索して
解決をしようと最大限の努力をしたのでしょう。
この事からもブッシュがアメリカ国民に対して、イスラム教は野蛮で暴力的な
宗教だと煽り立て、戦争突入に国民を動かした訳ですが、そんな宗教で決してない事が
今回のイスラーム教指導者の解決策、妥協からも分かると思いますが、早くアメリカ人は
ブッシュがかけた洗脳から解き放たれ、世界平和を目指すべきだと強く思います。
兎に角、無駄な対立が起こらぬように努力した、オバマ(ノーベル平和賞受賞者)大統領に
無駄な対立を防ごうとした努力に、20点を差し上げたいと思います。
おわり