中国、6年ぶり貿易赤字=短期的な現象か-3月
4月10日12時10分配信 時事通信
【北京時事】中国税関総署は10日、3月の貿易収支が72億4000万ドル
(約6750億円)の赤字を計上したことを明らかにした。
単月の赤字は2004年4月以来約6年ぶり。景気回復や活発な公共投資を背景に
輸入が急激に伸びているほか、「輸入物価や国際商品相場が上昇していることも原因」
(陳徳銘商務相)。価格上昇を見越し、企業が原材料の調達を前倒ししているとの見方もある。
ただ、「赤字は短期的な現象」(同)として、今後も黒字基調が続くとの見方が大勢だ。
最終更新:4月10日12時55分
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中国、6年ぶり貿易赤字 輸入急増で6750億円
4月10日13時2分配信 産経新聞
中国税関総署が10日発表した3月の貿易統計によると、貿易収支は
72億4000万ドル(約6750億円)の赤字となった。
赤字は2004年4月以来、約6年ぶり。景気回復や活発な公共投資を背景に、
輸入が急増していることなどが要因。
巨額の貿易黒字を計上し続けてきた中国に対しては、輸出の促進を図るため
人民元相場を人為的に割安な水準にとどめているとする米国などが批判を強めてきたが、
今回の赤字を踏まえ弱まる可能性もありそうだ。
最終更新:4月10日13時2分
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中国、6年ぶり貿易赤字を伝える同じ記事であるが「時事通信」と「産経新聞」の
記事を読み比べると、その論調の違いに気が付くのである。
「時事通信」は、比較的に中国の内情も加味しながら、分析をしている記事の
内容のように受け止められるし、中国経済がまだ伸び続けると踏まえた、記者の私情が
見えていたりもする訳だが、産経新聞の記事では、どうして貿易赤字なのかの説明も短く
中国の貿易赤字を強調するような、アメリカ寄りの記事にのようにも感じるのである。
貿易赤字とは言うまでもない話だが、輸出する金額よりも、輸入の金額が上回っているから
差引をすると、輸入した金額が多くなるから、外貨獲得をしたい政府から見れば
赤字として表現をしている訳であり、別に誰かが大損をしている訳でもなく
中国経済は、自国の製品は、自国で消費されていない、内需の拡大が上手く行っていない
捻れた経済現象が顕著に起こり始めていると、私は推測をするのである。
一部の富裕層は、自国の製品を全く信用していないので、より高性能で高価な品物や製品を
買いあさっているのだろうし、中国の人口の比率からすれば、95%以上の人民は
いわゆる貧困層に近い者達であって、そもそも、輸出入には殆ど関わっていないのが現実であり
どんどんと、人民元が海外に流れ出し、人民元の価値が下がっている事も事実であろう。
4月も又、貿易赤字になれば、益々に人民元の価値は低くなり、米ドルが力を持ち
米ドルでなくては取引をしないと言う、作戦に米国企業が出るかも知れない。
要するにアメリカは、力を付けつつある中国に、のさばられては困るので、富裕層を誑かし
抱え込んで物を売りまくり、中国政府を動揺させ揺さぶり、最終的にはドルが強くした
経済の主導権を握りたい事は見え見えであり、金に魂を売っている、恐るべし守銭奴の国
アメリカの力を見せ付けるのであろうと、推測をしているのだが、人民元の切り上げがどの様に
動いて行くのか興味津々、お付け物はシンシンなのである。
偶には、外国経済のことも考えてみたが、そもそも完全に不得意分野なので、経済に詳しい
人達が読めば、何を言っているのか、あんたの頭の方が興味深々、お付け物はシンシンと
下手な考え休むに似たりと、鼻で笑われて言われてしまう事であろう。
おわり