玄界灘にウニ大量発生、アワビ・サザエ激減
12月19日16時10分配信 読売新聞
福岡県沖の玄界灘で離島を中心にウニが大量発生して海藻を食べ尽くしていることが、
県水産海洋技術センター(福岡市西区)の調査でわかった。
海藻の奪い合いになるほど数が増えているため身がやせていて食用にならない上、
海藻を餌にするアワビやサザエも育たなくなっている。
漁業者が除去しているが、原因も根本的な解決策もわからず困り果てている。
センターによると、大量発生しているのはガンガゼ類やムラサキウニ。
特にガンガゼ類は、本州中部以南の太平洋側を中心に生息するウニで
福岡県ではあまり見られなかった。
玄界島(同区)、大島(宗像市)、地島(じのしま)(同)、姫島(志摩町)、
相島(あいのしま)(新宮町)などの沿岸で確認された。
いずれの島でも風や波が穏やかな南側の一部で大量発生している。
漁業者から「見かけないウニがいる」との連絡を受け、
センターが初めて確認したのは約9年前。
磯は海藻が食べ尽くされ、岩とウニだけになっていた。
その後も大量発生している場所は増加傾向にある。
海藻がよく育つ冬から春先にかけて一時的に回復したこともあるが基本的には
藻場が育たない状態が続いている。
この影響で同じように海藻を食べて育つアワビやサザエが激減した。
特に顕著な大島では資源を守る目的で毎年一定量しか採取しないため、
漁獲高は10年前と変わらないが、アワビやサザエの数は確実に減っているという。
アワビやサザエは、ウニに比べてダメージを受けやすいためだが、
ウニも食用となる部分がほとんどなく、やせている。
原因は不明だが、センターは「気候変動による海水温の上昇など生態系のバランスに
何らかの変化が起きているからでは」と推測する。
これまでの調査で、多いところで1平方メートル当たり5個生息している
ウニが3個以下になると、藻場が回復したケースがあった。
漁業振興の調査研究を行うセンターの浜田弘之・浅海増殖課長(47)は
「対症療法を徹底するしかない」としており、大量発生したウニは海中でつぶしたり、
陸に揚げたりして除去するよう沿岸の漁業者に呼びかけている。
糸島漁協姫島支所は2007年から除去に取り組み、今年は7、11月に計3回実施した。
吉村満支所長(49)は「ウニは岩がつるつるになるまで海藻を食べ尽くす厄介者。
仕事を休んででも地道に除去するしかない」と話している。
(脇田隆嗣)
最終更新:12月19日16時10分
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福岡県ではあまり見られなかったウニが大量発生しているのだから
明らかに、自然の中の生態系が狂い始めているのだろう。
ウニが大量発生との見出しを見て、ウニの食い放題を連想したのだが
食用になるウニであり、成長しても普通のウニよりも身が薄くて
普段は、あまり食べられていない、あまり商品価値のないウニらしい。
Webの中の紹介には、普通のウニと味は変わらない味であると書かれていたが
おそらく、北海道の人間が食べると、その評価は大きく異なるのだと思う。
エチゼンクラゲの大発生があったり、秋刀魚の回遊水域が変わったり
オホーツク海でマンボウが捕獲されたりと、海洋にも大きな変化が現れている。
地球温暖化は明らかに現実として進行していて、その原因が人間の出し続けている
温室効果ガスの影響が、最大の原因であると言っている科学者もいたり
地球の自然な営みであると言っている科学者もいたり、意見が分かれているようである。
原子力発電所が良いとか、悪いとか、そんな事でさえ、論議になっているのだから
人間という生き物は、相当に馬鹿に違いない、スパコンで幾らシュミレーションしても
温暖化は実際に進行しているのだから、その姿を数年後を見る為に、巨額な金を掛けて
グラフィックを作ったとしても、あまり意味のない事なのかも知れない。
中性子をぶつけ合う、巨大なトンネルを造る前に、飢餓で苦しむ子供達を救った方が
地球を守る為には、どれだけ有効なのか計り知れない事だろう。
医者が故意に病人を製造し続けている、守銭奴と成り果てた姿を晒している姿も
実際にこの世の中に多く存在していて、化学者、科学者達が、地球を破壊するような
新たなシステム、機械、人の動きを創り出しては、世の中に放出させ、金に魂を売り歩く
そんな人間達の魂が負の力となり寄り集まっては、地球を取り巻く怨念となって
太陽系に存在している青い星を、生物が住めない星へと、破壊し続けているのかも知れない。
正しい戦争があると豪語する、巨大国家の権力者が平和の賞を貰う世の中には
人間達が生き延びる可能性は、限りなくゼロに近いのかも知れない。
ゴルフで世界的に有名な、あの人物も笑えたが、金に魂を売った化学者・科学者はもっと笑える
馬鹿丸出しの人間達は、Xデーを早めているのかも知れない。
おわり