またまた、記事が出ていましたが、なんだが、実用化は目の前だと、血気盛んな声が
トーンダウンした柔らかめの、ソフティーちゃん風の記事になっていました。
セルロースを作り出す微生物を探す、研究者さん達のご苦労が記事の中には紹介がされていて
研究に携われた人々の履歴と共に、その地道であり人並みならぬ忍耐が必要な研究に取り組む姿
熱心なご研究を知り本当に頭の下がる思いで、記事を読んでいましたが、食物を使わずに
古紙を使えば貧しい人々の食料を奪う事なく、バイオエタノールと言うエネルギーを得られ
食料と共存をしない中の、慈善的なエネルギー開発、研究を始めたとした、研究を始めた思想
コンセプトも記事の中に書かれていて、研究の意図が金儲だけではなく、エネルギー製造から
貧困層の食料が奪われ続けている事を危惧し、アメリカとは違う遣り方、反欧米思考から
動かされた事業である事が記事から明かとなり、少しだけ安心した訳ではあるのだが
やっぱり林さんは、古紙の再利用については、考えていなかったと言う、当時の心境が分かった
これだ、これしかないと人が一点を注目し、その先にあろう成功だけを直視をしてしまうと
まわりの状況が見えなくなってしまい、他の事は考えられなくなり、途中で過ちに気が付いても
既に動き出したものは止められず、最後まで突き進む事が起きてしまうのだろう。
回天、零戦を使った特攻を命令し、それを止められなくなった指揮官、軍令部と同化した心が
無駄なダムを造り、無駄な都市計画をし、無駄な箱物を造り続けて行くのだろう。
何もかもを壊しながら、失いながら、人々の心を踏み付け歩き、貴方達の為なのだから
政財界の大物達の言う事を絶対に聞きなさい、あの人達の考えや命令はには間違いがなく
絶対なのだから、常に逆らわずに後を付いて歩けば良い、その様な人々の心、考え方が蔓延した
日本国の姿の中に、まだ大本営を残し決定と命令が出され続け、政権与党の政党が変わっても
その組織を残し続けて行くとしたならば、日本国民の多くが日本国が変わると信じ期待を
している現在ではあるが、日本国国民自身の意識を変えなくては、おそらく日本国国内の
人、物、心、国家を形成している、肝心な中身などは何も変わらずに、単に表面上を繕った
人の動きを縛るだけの、規制や制度が増えるだけで、益々窮屈な生活を強いられてしまい
再び自由経済を叫ぶ者達が暴れ出し、公共工事や補助金に群がる者達を、仲間に引き入れて
元の姿に戻そうと策略を練りはじめ、政権を取り戻そうと行動を起こして行く事であろう。
古紙からアルコールを製造するのは、やはり、捨てられている紙を考えれば、紙の最終地
終末処理場の汚水から、バイオエタノールを製造するとした、方針転換が必要なのであろう
終末処理場の汚水は、栄養豊富であるし、紙なども繊維状に既になっているのだから
微生物も分解する速度が早くなるだろうし、セルロースとなる原料が豊富であればある程
バイオエタノールの製造量も増えるだろうから、製造量と効率が上がれば、当然に採算が合う
優れた事業となるのだから、社会貢献に大きく寄与する事が、出来るのだと思うのである。
ただ、研究者達には、紙を分解する微生物の他に、汚水の主成分を分解し、セルロースを
作り出す新たなる微生物を探し出す、途轍もない試練が待つ事となってしまいますが
研究者達の持ち前の根性と研究に対する意欲を元に、紙の最後を見取る為に、粘り強く力の限り
研究を進められ、日本国の文化でもある紙と、日本国国民のエネルギー確保の為にも
是非ともご努力を賜りたくと、これからもご研究を頑張って頂きたいと願うのであります。
目指すは、捨てられるだけの運命しかない、紙の再起なのであります。
人間の○んこも、ついでに、微生物の力で、バイオエタノールにして下さい。
お願いします。
おわり