ニワカな農業景気 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

しっかりと冷静になり十勝を眺めて見ると、人々の歪んだ心が招き動かしている

形を創り出そうとしているだけの、金だけがジャブジャブと投入され続けている

金の流れだけは実際にあるが、本来創るべき姿、形や中身のない農業バブルに

ただ沸き立っているように見えて仕方がないのである。

立派で使いやすい巨大な施設を建て、質の良い作物を人件費を抑え大量に育てながら

大規模農場と機械化を押し進め、大勢の素人が働ける、臨時や季節労務者達の雇用の場を

大量に生み出しているのだが、実はその姿を良く見てみると、畑を持つ者が地主となった

地主がなにもかもの全てを支配している、まるで江戸時代のような、小作人制度のような

奴隷制度に似た農業の形であって、臨時労務者達はいつまで経っても臨時雇いであり

用がなくなればいつでも解雇が出来る、なんとも都合の良い労働者となっていて

しかも、その間には人材派遣会社が一枚噛んでいて、労働賃金をピンハネしているのだから

農作物の値段にその経費は上乗せされていて、しかも、施設や農地の整備、建設費は税金から

たんまりと補助を受けているし、農協に上納している、みかじめ料も含めたならば

農作物の金額の半分以上は、税金で賄われているようなものなのだろう。

当然に大規模農家は、売上げも大きくなるので、我々の税金を含んだ利益が多く入る訳で

税金で暮らしていると言っても、過言ではないのかも知れない、そんな姿が見えてくる。

多くの小作人達を働かせ、税金からの補助金や補償金などを、全て自分の懐に入れて

巨額な利益で巨大な住宅を建て、農業を、農家を守れと大声で叫んでいる姿は

正に、なんとも不公平な姿であり、派遣会社に賃金をピンハネされて、手取りの賃金が

1時間900円~1000円とは、なんとも多くの国民は、弱い立場を演じている

ヘナマズルイ百姓に騙されている様な、なんとも笑える話になっているのかも知れない。

大切な国家の兵糧を守る為に、農業と農業者を守り、支えて行かなくてはならないが

農業の大規模化を行えば、必ずと言って良い程、激しい収入の格差が出てしまうだろう

しかも、耕地が一つに纏められた、集約型の農業になり、同種の作物が作られると

万か一、天地災害や病害虫にその地域が被害に遭うと、壊滅してしまう途轍もない

恐ろしい事が起こり、農作物の価格は上昇して、国民が手に入れられないなどと言う

日本国全体に影響を及ぼす、下手をすれば飢饉なども起こる事態となるだろう。

一気に農業を広げるのではなく、農作物を作る神西の育成と共に、農地を分け与えて

農業の振興を計るべきで、小作人を幾ら増やしても、農業そのものには良い影響はなく

小作人達が安い給料では働けないと、一揆を起こし、もう貴様ら達には使われたくないと

奇声を上げ決起すれば、大規模に広げた農地は手に負えず、農業自体が壊滅してしまう

日本国の食料事情までもが、危うくなる、恐ろしい結果になるかも知れないのである。

そもそも、農協とかJAとか、農業に寄生する組織が必要なのかと、考えるべきであり

天下り集団が日本国国民の食料事情を、真剣に考えているなどとは、とても考えられないし

結局は、日本国民は、食料という強みを、政府の役人にすっかりと握られていて

食料が欲しければ我々の言う事を聞けみたいな、無言の脅迫や、口から出るでまかせの

嘘八百に多くの日本国国民は、すっかり騙されているのかも知れない。

農家も補助金を貰える者は、一人当たりの年収が500万未満である、農業事業者と

定めるとかしないと、小作人を増やされて、結局はトヨタで長い間、働いていたとしても

景気が悪くなれば使い捨てにされた、あの労働者達と全く同じ道を辿る事になるだろう。

農業を盤石なものにする為には、小作人制度を止めて、実習研修期間を設けて

技術を身に付けたら、日本政府から農地を貸与して貰えて、農作物を作った利益から

徐々に農地を買い取れる制度にするべきであり、小作人制度で儲けの独り占めを考える

農家を支援してはならないのだと、強く思うのである。

おわり