資本主義社会には勝てない | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

森林組合の存在は、木質ペレットの製造を考えた当初からの、常に頭の中に存在していた
もの凄く強いライバルとして、君臨し続けていたのではあるが、続々と巨額な投資をして
設備を稼働させ始め、原料費ゼロを利用した市場への進出が、顕著に増え始めている。

無料で手に入る原料が豊富であるからこそ、常に強気で設備投資が出来るのだから
思うように事業が進められるのは当たり前であり、ならば、そんな相手に真っ正面から
立ち向かっても、現在の安ければ売れる市場では、まず九分九厘勝ち目などはない訳で
それに打ち勝つために、捨てられ続けている廃材からの、世の中に出され続けている無から
有を取り出そうと翻弄している訳であるが、大量の電力を消費する、あの巨大モーターで
原料無料からバリバリと大鋸屑を、大量に作られてしまったならば、消費する電力と利益の
その和が例えゼロであっても、資本力のある組織であれば、直接的な利益は不要であり
設備投資した資金の責任を守るメンツの為に、CO2の削減はカーボンニュートラルを
上手く使って、大量生産と販売は続けるだろうから、またまたプラント計画は柔らかく
なりかけた蕾から、固い蕾へと戻ってしまった様である。

どの様に建築廃材を有効に利用して行くかが問題であり、行政の力が不可欠なのも
完全な形として見えて来たのであるが、どの様に行政に伝えて良いものなのか
巨大な力を持つ建設業界組織からの、強い反発も受けそうな事柄なので、CO2削減の
国民意識が最高潮に高揚した、そのタイミングを狙い、行動が出来るように資料を用意し
時期を待つしかないのであろう。

まずは、森林組合にCO2削減の相乗効果を得られる、システムを提案出来るように
まずは敵視せず、共に環境に対する思いは一緒なのだから、巨大な力の懐に入りながら
地球全体の事を考えて、今、出来る事から進めて行くべきなのであろう。

個人で行う事には常に限界があり、全てを一人でやろうとせずに、同じ思いに動く仲間との
融和を大切にしながら、共に成長して行くのが、最善であるとあの大きなモーターを
目にした今回は、そう心から思ったのである。
へこたれるな、自分、ガンバレ自分!!

つづく