年商数十億円の元気な企業として、何やらもて囃されている6次産業ですが
その仕組みの脆さに気が付いていない人達が、きっと多い事でしょう。
農業は日本国各地で様々な農作物が分散され作られるべきであり、一地区に集中してしまえば
自然災害や疫病などで、農作物が大打撃を受けた時には、他の地域から供給する事で
安定した食料が維持する事が出来るのであり、栽培から加工販売まで一貫した農業形態が
進んでしまえば、売れずに付加価値か低い農作物は、企業原理としてリスクの多いもの
コストが掛かり売れない農作物は、忽ち栽培がされなくなり、儲からないものはやらない
だけど、他ものもは飛ぶように売れ、利益を上げ大儲けしているから、それで収入が増えて
人も雇っているのだから、世の中に対し良い事をしているのだから、なにも問題はない
安い野菜を食べたい者達は、安い野菜を買っていれば良いのだし、金を持っている健康志向が
高い者達は、我々の野菜や肉を喰えば良いのだから、それはそれで良いじゃない
農家だって儲ける事は許されるのだから、平等に企業のチャンスを与えなさい、みたいな
でもっ、農地って酷く税金が優遇されているし、一般の企業からすると、アンフェアーであり
もしも、多くの者達が儲かる商売を真似し始めてしまったら、安い野菜を作る農家など
日本国から消えてしまうだろうし、農業が企業となる事で農業の根幹が揺らぎ始め
どこも此処も売れない農作物は作らない、加工して付加価値を付けずには、市場に流さない
全てが独り占めの農業に変わってしまったら、それは正に、遺伝子組み替え作物で
日本国を支配しようと企んだ、アメリカの企業と全く同じ事になり、お金のない人は
食料を食べられない状態となり、その辺をきちんとして置かないと、近い未来には現実となる
危険性が見えているのである。
栽培の一次産業、加工の二次産業、販売の三次産業を足して、六次産業と言うらしいが
それらの事業主から徴収する税金は、6倍でなくては成らず、6倍の税金の中から
現状の農家に対する補助金を出すべきであり、農業に関わる者達の中で税金をグルグルと
回しながら、既存の農業形態の一次産業だけを営む農家に対しても、その税金を活用し
生活向上をさせながら、日本国の食料自給率を向上させ、安定した価格で国民達が農作物を
手に入れられる体勢を築くべきであり、国民の支援、税金が投入されている農業を
ある個人だけの私有物にさせてはいけないのであり、この事業が日本全国に広がると
国家の力はおそらく大きく衰退してしまうだろう。
国が守ってくれないから、自分達の身は自分達で守る事が進めば、正に国家などは
全くいらぬ事になる訳であり、自分の電気は自分で作って使いましょう、自分で食べる
食料は自分で作って食べましょう、土地が広い地方の人達は、普通に出来るだろうが
都市部に住む者達は、金がなければ食料も手に入れられない状態になり、まして作物などは
あんなに狭い土地の都会では、完全に農作物の栽培は無理であり、玉ねぎ1個が50万円
まるで、初物の夕張メロンのような値が付けられて、高級デパートに売られる時が
本当に来るかも知れないし、そうなったら、生キャラメルで大儲けいている
ヨシタケなんかは、またまた、目を吊り上げて大儲けを企むだろうし
ヨシタケ2号、3号が、ウジャウジャと出て来て、昨日までは一束5万の葱が
次の日になると30万とか、北海道産の牛乳が1リッター8万円で売られる中
ガリガリ君は30円の値段据え置き、しかも、アタリが出れば、更にもう一本が貰えちゃう
そして、ビックリマックは、更に値下して売り始め、その訳を聞いてみると、アメリカ産の
生後30ヶ月以上の牛の肉を、大量に安く輸入して、原料費を抑えているから
安い価格で出せるとの賜り、まあ、喰いたい人だけ喰えば良いのだからと・・
みんなそれぞれが、勝手な事をし始めて、悪い事は悪い事ですか、金儲けは悪い事ですか
悪い人は悪い事をしても、久間じゃないけれどしょうがないと、何が何だか分からない
ハチャメチャな、自分勝手のし放題の国家の姿となり、遂に、民間で出来る事は民間でが
異常なぐらいに進み、自衛隊も民間企業となり、自衛隊員が街頭で営業をし始めていて
あんたを守る為ですから、会員になりませんか、1名8000万円です、入会しなければ
貴方を守りませんよ、なんて、妙竹林な社会国家となり、郵便屋さんは不動産取引専門の
悪徳不動産屋に成り果て、漢字検定は金さえ払えば誰でも、1級がとれちゃって
市役所の窓口に、3000万円を持って行くと、地方公務員に直ぐになれてしまったり
消費税は遂に、50%に引き上げられて、日本国政府の大臣は、国民の為ですからと
マンガハウスで記者会見、経済大臣のヨシタケを呼びなさいとか、毒土地には築地の市場が
無事に移転建設され、石原がニヤニヤと笑ってる姿を、どうか想像してみて下さい。
農業は国民皆の税金で守るべきで、その受益は誰もが等しく受けられるべきであり
6次産業と言われている、独り占めの事業に対しては、重い税金を掛けるべきであり
どうしても、その事業を続けたいのであれば、金持ちを集めたクラブハウス的な
事業に転換をして頂きたいのである。
なんでも最初にやれば儲かるものである、どうして人々が手を付けなかったのかと言うと
上記で申した事が起こる事を、誰もが知っていて、道徳的にいけない事として
タブー視していたから、おおっぴらに誰も行わなかっただけなのである。
坊ちゃん嬢ちゃん、親の七光りの、国会議員は、そんな世の中の仕組みすら読めずに
国を治めていると威張っているのだから、本当にめでたい話なのである。
官僚のおじさん達に、良いように使われている操り人形だと、本人達は全く気付かない侭
政治活動を続け、生きているのかも知れないね。
おわり