消費電力が少なくて、非常に環境に宜しいLED照明ではあるが、未知なる障害や
危機管理を疎かにして、人々はLEDを人類を救う神だと崇め称えてしまい、無頓着な侭で
住居や店舗の主照明全てを、LED化をしてしまうと、復旧に手間取り闇夜が続いてしまう
そんな可能性もあるのかも知れない。
都市を構築するにあたっては、重要なのは何もかもを統一した、単一化を求めるのではなく
何かがあった場合には、影響を受け難いものを使った、複合化が大切な訳であり
長所と短所を踏まえながら、良く考えて実行をして行く事が大切なのであろう。
LED照明は、高調波や雷などの異常電圧のサージにとても弱く、点灯方式も電子回路が
組み込まれた複雑な構造の物が多く、電子回路が破損すればLED球を交換しただけでは
点灯復旧はせず、照明器具全部をそっくり、交換しなくてはならない大きな問題点がある。
まして、家庭用の太陽光発電が多く普及すれば、電力会社の商用電力線には、定格の電圧よりも
高い電圧が送り込まれてしまう、現実的な問題を抱えていて、電力会社だけでは管理が難しくなり
家庭や事業所に送られる電圧の不安定化の問題は、やがては世間を騒がせる事態ともなるだろうし
現状の管理の仕方で、家庭用太陽光発電装置が増え続ければ、一度設置をしてしまえば10年間
20年間、完全にメンテナンスフリーの施設であると思い込んでいる、一般の人達に対して
電力を製造し利益を得て、電力会社に電気を売るのだから、売る電気の品質を守る責任があり
良い製品品質を常に持つ為に、自己管理と言う自己責任があり、現在は自家用電機工作物から
特例として除外され、買電をしているのだと詳しく説明をするべきであり、それをしない侭で
太陽光発電は儲かりまっせ、お得でっせと、業者が必死になって売り歩いている姿を見ていると
必ず、粗悪な電気が創られ、大衆に障害を及ぼす発電所が増えるのは、手に取るように見え
想像が出来てしまうのである。
普及を広めることだけに媚びて、毎年保守料を支払いプロに任せた電力管理が必要になれば
その分の経費が嵩み、普及が進まないと考えている日本国政府の、苦肉の政策なのであろうが
結局その事は、国民を騙す行為と同じ事であり、善意の行動から太陽光発電装置を導入した
人達に対する完全な裏切り行為にもなるでしょうし、発電事業は儲かるものだと勘違いした
家庭から供給される、粗悪な電力はこれから先、様々な問題を巻き起こすかも知れないのである。
そこで必要になるのが、粗悪な電気が作られた家庭の電力を、一般大衆が使う電力線には
絶対に流れ込ませない為の、保護装置が必要になり、その機器を取付けた設備だけ、若しくは
義務化し、家庭用太陽光発電の保守料を、免除する方法を執る事がベストとなるだろう。
悪い電気は買わない、売らない、売らせない、買電を強制的に停止させず放置していると
必ず困る人達が出て来る事は間違いないだろうし、損害を与えた人は賠償責任も問われる事態に
なるでしょうし、そうなれば保険とかも必要になるでしょうし、様々な問題点が浮き彫りになって
来るのでありまして、それでも電力会社が設置する、送電設備や配電設備費用は、家庭からの
発電を見込んで小規模にする事などは出来ず、費用は現状と同じに掛かる訳ですから、その負担は
発電設備を持たない大衆に負担させる結果を生み、高い電力量を請求される事になるでしょう。
自家発電は、自家消費に限るか、自家発電と蓄電自家消費をするか、粗悪な電気を完全に
送電線からカットする装置の取付を、完全義務化とするかを、今の内に日本国政府は対処を
していなくてはならないのでありましょう。
普及が先なのか、卵が先なのか鶏が先なのか、マンガハウスが先なのか、道路が先なのか
高速料金無料化が先なのか、税金をバラ撒く事が先なのか、税金を3年後に大幅値上げを
見込んでの、大盤振る舞いの国際貢献が先なのか、議員と公務員の年金制度を国民年金等と
一元化するのが先なのか、年金を盗んでいた公務員達を逮捕するのが先なのか、天下りを
排除するのが先なのか、議員定数を減らすのが先なのか、自分達の都合が先なのか
小沢が先で、二階が後なのか、世襲正反対なのに岡田は良いのか、なんだかね煌めき輝く
LEDの光よりもその未来が淡く見え、考えれば考える程に危険がいっぱいあり過ぎて
LEDランプの事を心配するより、与党、日本国政府の国会議員達の国を治める能力の無さに
あきれ果ててしまっていて、ごめんなさい。
おわり