都会の人間達のやっている事が支離滅裂で笑えます。
野菜などの安定供給を狙って、建物の中で有象無象と野菜作りを始めていますね。
完全に、欲望の為だけに動く、輩達の思考回路は逝ってしまっているようです。
旬の野菜は、旬の時期にしか食べられなかった、自然と共存していたバランスが取れた
共生共栄の仕組みはその時代には整っていて、葉野菜などを栄養にする虫達がある時期に増え
それらの虫を餌にする、人間にとっては益虫となる虫も増え、害虫も益虫も食べてしまう
人間から見れば、敵なのか味方なのかは判断し難い、小動物も餌を食べに畑に来たりして
グルグルと回る食物連鎖が成り立ち、程良い具合でみんなが潤っていた、それぞれみんなが
忙しいけれど、とても平和な世界が保たれていたのであります。
しかし、欲望を漲らせた人間達の行動は、他の生き物達を完全に無視し始めて、人々と生物達との
共存共栄生活を捨てぶち壊し、人間様は世界で一番偉いのだから、食べたい時に食べ
食べたい分だけ食べられると言う、権利を主張し始めてしまい、人間様に逆らう生物たちを
皆殺しに出来る、農薬と言うスペシャルウエポンを使いだし、独占国家を樹立に動きました。
人間様だけが望む物を食べ、他の生物には分け与えない、果てしない欲望が更に増して
今度は、化石燃料までも大量に燃やし始め、カーボンオフセットが効かない冬季であっても
大量に使いたいだけ酸素を消費し続け、人間の利益になる温室栽培技術を進化させて行き
真冬でもメロンや西瓜が食べられる、人間様が完全に他の生命までも支配している
物言わぬ植物を利用した、奴隷制度の中に、農業が巨額な富を生むまで栄えたのでありました。
人間は完全に自然を支配し、手中に納めたかの様に振る舞い続け、気の優しい蜜蜂までも
農作物の受粉の為に働かせる、奴隷として拉致し強制労働をさせ、儲かる農業と儲からない農業の
差別化を進めては、儲からない農業者達は次々に、儲かる農業へ転換して行きました。
しかし、儲からない農業者の中には、農業者としての本来の責務、精神を持ち続けている人達は
国民に供給し続けなくてはならない、食料の安定した供給と、誰もが食べられる安価な
食料確保の為に政治に助けを求め、日本国政府から、国民達の税金を元にした補助を貰い
やっと経営を成り立たせている状態が続いていました。
だけれどもそんな政策には、政治家達が狙う宝物が隠されていて、悪徳事業を作る事には長けていて
金儲けに繋がる事には、めざとい政治家達は決して見逃さず、それらの制度を上手く利用して
善意で動いていた筈の、農業組織までも取り込みながら、手玉に取るように利用し、多くの善意の
農業者達までも誑かしては、人間は働かずして金が貰える事を教え込み、善意であった農業者も
もっと金をよこせと、金の亡者にされてはテレビは大型に買い換えられ、海外旅行の為の積み立てや
農協職員が売り歩く、着物や指輪など贅沢品を手に入れ始め、農協ご一行様は世界中を飛び回り
ボーイング社の導入に、よっしゃよっしゃで5億円のピーナッッ
しかし、そんな良い思いをしていた人達も、米余りに悩まされ米価の下落に歯止めが罹らず
政府の言う減反に同意し、農地を完全に放置し始めて、農業に対する善意の意欲も失われ続け
ならば、儲かる農業を始めようと転換する者も出始めては、国民の食糧自給の為の農業基盤は
大きく揺らぎ始めては、主食である米の生産は減り続け、海外輸入に依存しながらも
まだ余る国内産の米の為に、アクセスミニマム米制度を創り上げ、捨てる為に輸入を続け
結果、世間を騒がした毒米問題に波及したのであります。
そして、時代の流れは脱化石燃料に動き始め、海外では燃料を作る為に小麦やトウモロコシが
大量に消費され続け、日本国があてにしていた農作物は、軒並み輸出規制が強くなってしまい
輸入するとしても単価が異常に値上がりをしていて、とても買い付ける額ではなくなっていて
ではさてと、国内の食糧自給率を伸ばそうと、目論みましたが既に農業者達は高齢化が進み
経費倒れになりながら、大型の農業機械や、農薬や化学肥料で守られ収穫量を維持しているだけの
へなちょこな農業者しか残って折らず、後継者もいない有り様であり、そこに追い打ちを掛ける
世間の人達の我が儘な声、無農薬農作物がもて囃されていて、今から若い衆達を育てて
即戦力にするのは非常に難しい状況を抱えていて、多額の経費を掛けて購入した高性能な
農業機械の負担も残した侭で、どうか農業を続けて下さいとは、日本国政府も言えない訳であり
またしても、税金から金が出され、ではこれでお願いしますと、石破は言い出すのでありました。
これだけの予算を用意したので、どうぞお使い下さいと差し出された、国民の税金に群がる
集団組織は、百年に一度の大不況、生き残るにはこのチャンスを逃すまいと、まるで飢えた
乞食か鬼のような姿、形相をして税金に貪り付いている、人間の醜い姿が見えています。
化学肥料や農薬に頼る近代農業経営は、消費者のニーズに付いて行けず、徐々に無農薬が主流である
農業経営に移行しなくてはならない、切迫した状況でもあるので、如何に、自然の摂理を無視をして
多くの農作物を手に入れるか、試行錯誤を続けながらも、人間達の欲望は遂に、無菌室のビルの中で
人工的な太陽光を作り出し、水道水などで24時間フルに農作物が手に入れられる、究極とも言える
農作物生産工場を創り上げ、市場に売る人造野菜が中心となる、正に、形振り構わずなんでもありの
農業に対する考え方に、人間が生きる為の栄養を単に作るだけの、産業になりつつある姿を見て
自然から完全に孤立した生活を好んで、人間そのものが誰にも邪魔をされない、無菌室の中での
完全なるひきこもり生活を営めば、良いのではないかと思うのでありました。
何もかもが人間中心で考えられ、マネーを中心にして動いている、人間社会生活の生き方は
そろそろ人類の繁栄は頂点に達して、今正に天を目指し建てられている、バベルの塔の建設は
最終段階に入っていて、神の領域に入り込んだ人類を戒める為に、大きな天地異変や新種の
ウイルスが世に放たれて、まるで人類をリセットするかの様に、多くの人々は人間の肉を喰らう
人間の醜さだけが蔓延る、地獄の一丁目を目にする光景が、全世界に広がり、それは遠い未来の
話ではなく、好き放題を続けて来た我々大人達が、まだ生きている間に起こるのだと感じます。
農地が商業施設や住宅地として売り飛ばされて、もしも、天地異変などで不測の事態が日本国に
起きたとしても、日本国国民が食糧危機に絶えられるだけの、食料となる農作物を作る事は
現状のような消費だけを目論んだ、開発が日本国国内で進められていれば、既に時は遅しの状態に
なってしまっていて、人々は食料を得られない状況に、立たされてしまうのであります。
その様な状態になれば、必ず、闇市が開かれて、少ない食料が高価な値が付けられ売られます。
しかし、その食物を買えるのは、お金持ちしか買えない訳であり、地位や名誉がある者達が
もしかしたら根刮ぎに、奪い取る略奪も起こる事でしょうし、正に、アフリカ諸国の
大統領が行っている、独裁者だけが潤っている姿が、我が国でも行われるのでありましょう。
日本国全域が、何か壊滅的な被害に遭った場合には、勿論、電力も停止する事でしょう。
そうなれば、電力に依存し生産されている、野菜は育つのでしょうか、電力の送電が途絶えても
最低限、生命の維持や国民の安全を守る為に、供給される電力が民間の人造野菜畑に優先し
供給される自体ともなれば、正に、その生産量には限りがあり、高価な食料となって
弱い者達は真っ先に、斬り捨てられてしまう、最悪の事態を招く事でしょう。
人間が生きる為に、同じ電力量を使うのであれば、堤防を利用して南瓜を作って冷凍したり
空き地や休耕田を耕して、小麦などを作り小麦粉などの乾物にして、長期に貯蔵したり
菜の花畑にして、様々な動力源になるヂーゼル機関の燃料の、BDF燃料を作り貯蔵したり
来るべき時の為に、日本国政府はしっかりと危機意識を強めるべきなのでありましょう。
一次産業から生産されている食料生産者に対し、農作物や海産物を扱い商売を営む、一定規模の
スーパーやデパートに対しては、高額な税金を掛けて、その税を目的税として農作物や漁業者達を
守る為の制度資金として、日本国政府は拠出し、これからも育てなくてはならない、新たな農業者や
漁業者を育む為の育成、教育事業にも大きく活用し、売る者だけが徳をするのではなく
作る者にも公平に平等に、利益が分配される制度を社会の中に確立し、安心して生活が営める
公平であり平等な社会にしなくては、これから先、危険が潜む紛い物の、今だけが良ければ
それで良い的な、偽物産業が大きく蔓延り続け、格差ありき社会構造の侭でそれが進めば
本当に、日本国国民は、地獄の一丁目に放り込まれるでしょう。
日本国の農業に、遺伝子組み替え作物が取り入れられずに、農業が営まれている事だけが
せめてもの救いであり、もしも、あの時に容認されていたならば、二度と取り返しの付かない
最悪の事態になっていたでしょうね。
まだ日本国の農業には、望みがあります、悪い心の人ばかりではなく、ちゃんとした農業を
営み、営める人達が大勢残っているのだから、悲観的なならず望みを持ち続けましょう。
大丈夫です、これからの日本国は、変わって行ける筈なのだから・・
おわり