太陽光発電+木質ペレット製造機Ⅳ | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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ペレットの原料を、木造住宅の建築廃材として考えてみると
やはり、原料として使用が出来るのは、釘が少ない柱などが主流になるだろう。

フロアー合板、その他の木製の廃材は、接着剤が含まれているので、燃やすとダイオキシンが
発生してしまう事は明かであり、その他有害なガスや燃えかすが排出されるので
建築廃材を原料とする場合には、しっかりと選別をしないと、木質ペレットの質を
大きく落としてしまう危険性がある。

木材であれば、燃やす燃料になるのだから、なんでも良いとはならないのである。
勿論、柱だからと言っても、スプルスの柱(接着ニセ柱)も存在していて
ぼやっとしていたら、騙されてしまう厄介な相手になるだろう。
ただ、スプルスの柱は、ごく最近使われだしたので、建築廃材としては直ぐには
出て来ないだろうが、住宅建設で余った柱、切れっ端として搬入される原料の中には
必ずと言って良い程に、混ざって搬入されて来る事は確かである。

切り口を見れば直ぐに、スプルス柱かどうかの判断は付くが、表面はまるで節のない
とても綺麗で上質の柱に見えるので、ついうっかり見過ごさないように、仕分け作業を
する場合には、注意を怠らず、そしてある程度の目利きの熟練を要する作業となるだろう。

建築廃材の場合には、釘や金物類も残っている可能性が高いので、機械の破損や摩耗を
防ぎ減らす為には、投入前にしっかりと目視点検を行い、投入後には粉砕した材料に対し
磁気検査、磁石を使った除去工程も、製品の向上の為には必要になって来るのだろう。

まるで食品加工のような感じになるが、燃やす燃料に変な混ざり物があれば
即、大気汚染に繋がり、人々の健康を害してしまうのだから、本当に食品を扱うように
ペレット燃料を作らなくてはならないのであろう。

安かろう悪かろう燃料であっては、決してならない。

つづく