以前の実験の話し、珈琲豆殻をフライパンに入れて煎りに煎り、炭になるまで煎り
室内は煙だらけにして、珈琲炭を作った時があった。
黒土と珈琲炭1/2の割合で、プランターに入れ、数種類の種を蒔いた。
数日後、発芽したのはサクランボの種一つと、風で飛んできたらしい、雑草が数個
外界から隔離せずに実験したまずさが露呈した、失敗実験なのであるが
地上1.2Mのプランターに、風で種が飛んでくるなんて、想像もしていなかったので
雑草とサクランボの苗を大切に育てた、サクランボは木なので成長は遅く
雑草はさすがに成長が早く、身の丈1Mまで育ち、小さな白い花を咲かせたのである。
花の形から辞書を引くと、そこで多年草の雑草である事が明らかになり
気持は一気に落ち込んだのだが、やはり、丹誠を込めて育てた植物には愛着があり
雑草に対しても深い愛情が芽生えていて、チョッキンとは切れない自分の姿があった。
サクランボは、今は30僂泙念蕕繊幹の太さも1冂?戮泙蚤世なり
鉢に植え替えて、室内に持ち込みすくすくと順調に育っている。
後数年もすれば、室内で花見が出来る事に期待して、植物の育て方辞典でも
開きながら、有効な追肥は何かと勉強したいと思っているのである。
話は変わり、今年はどんぐりを拾い集める予定を立てていたが、突発性の出不精が出て
それがネックとなり、実行に移す事が出来なかった。
どんな土壌や環境で芽吹き育つのかを、自宅のまわりに埋めて確かめる
どんぐりテロリスト計画は、どんぐりの種子が手元になく、見事に計画倒れとなり
来年に計画は持ち越された訳であるが、来年は絶対にどんぐり拾いに行くと決意し
3月には桜餅、5月には柏餅を喰ってやる、なんてみみっちい世界ではなく
ミズナラがある里山と、どんぐりから澱粉、飢えた時の救世主、棚からぼた餅
鬼畜米国が進める戦略的全世界の食料支配、遺伝子組み替え植物に、食料テロを企む
アメリカの農業政策に、全く危機感を抱かず、アメリカ追従を進める日本国政府の
失敗政策の土壺に填らないよう、自らが自ら達を守る、自給自足の防衛策に向けた
一歩を築き上げる為に、今、出来る事を自分の手で進めようと思っているのである。
無駄なもの、無頓着に捨てているものから、新たな食料やエネルギーを得る事を
真剣に取り組んで行く事が、軍備に頼り巨費を投じる因りも、日本国を守る最大の
防御策であり、巨大な消費や消耗で成り立ち大きくなった、金が全てであるかの様な
世界を牛耳り続けている、巨大な軍事・経済国家から、武力を使わずに日本国国家の
国土、国民を強く守れるのは、輸入に頼る現状の食料事情に、敵国からの兵糧責めに
あった時に、相手の要求に屈しない為に、食料の自給自足が必要なのである。
米軍の原子力空母の力を安易に借りる、日本国政府の姿にNOを突き付けられる
日本国民が少ないのも、昔からの、強い者には逆らわないと言う、百姓のDNAが
強いのかも知れない、だから、街中で派遣労働者達が、問答無用と首を跳ねられ
道端に転がっている屍を見ても、見てみない振りを続けているのだろう。
日本国国民は、いつからこんなに薄情な国民になってしまったのか
銀行に数千万以上の貯金があるのに、それを拠出する者もなく、宝くじが当たったら
3億円の内、1億円は派遣労働者達の為に使います、そんな声が一言も聞こえない
自分だけが良ければ、それで良い風潮が、完全に国民の中に存在している
今の世の中の姿に対して、金の亡者、人間の優しさや慈悲の心もなくしてしまった
鬼畜生と成り果てた、日本国国民に対して、激しく憤りを感じてしまうのである。
そんな薄情な日本国国民は、シンドラーのリストには決して書き込まれる事のない
真っ先に、ガス室に送り込まれてしまう者達なのであろう。
おわり