ブラックホールの世に住んで | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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発光する普通の星の見え方の光の進み具合を下記に図にしてみると
○→→→◎
○の星から発せられる光の分子が、○の星の重力に勝ち、◎の星に到達が出来るから
○の星の光を目で見る事が出来て、○の星は発光している事が確認が出来るのだが

もしも、光までも吸い込む重力が○の星にあれば、図のように
○←←←◎
○の星の重力は、光の分子に打ち勝ち発光しない事になり、一方的に◎からの光を
吸い込むだけの巨大で強力な掃除機、ブラックホールと呼ばれる星の存在となる。

光は時空を創ると言う学説から、巨大な重力に打ち勝とうとしている光の分子は
その力が及んでいる間は、光の進む速度は遅くなっている筈であり
その重力の影響が徐々に及ばなくなれば、光の進む速度は速くなる筈である。

遅い速度の光の中で人々が存在する事が出来たならば、時が進むのが遅く感じるかと考えると
速い速度で進む光の中で生活していた者が、遅い速度で進む光の空間に入れば、感覚的に
時が遅く進む空間を味わう事が出来るだろう、しかし、長い間その中で生活をしていると
それが普段からの当然の時の流れとなって、その速度に合わせた生活になるのだろう。

遅い光の速度の中に、複数の人間が生活した場合では、複数が同じ環境に住んでいるのだから
全く同じ時間として感じる空間で、生活を営む事になるのであろう。
ただ、光が速い速度で進む空間から来た人が、その中に入ると、遅い光の人達の生活は
のんびりと動くように見えて、のろまな輩達だなと、イライラするのかも知れない。

ブラックホールから、横道に逸れたので軌道修正して、光の速度の限界はあるのかと考えると
星の重力から解き放たれた光の分子が、永久に加速をして行くのだろうか
それとも、何も重力の影響を受けない場合には、光の分子は進む事が出来ずに
宇宙空間に漂う分子となるのかは、私は物理学者でもないから全く分からないのだが

ある観点から憶測をしてみると、光の分子は自らの力で進める、いわばロケットや宇宙船の様な
推進装置を持っていないのだから、重力や磁場の影響を受けない場所では、進む力を失い
ふあふあと漂う分子になるのではないかと、想像する訳であるが、もし光が分子と言う
固体であるとしたならば、光の分子自身に極わずかな重力が存在する筈である。

従って漂う光の分子が、互いの重力で吸い寄せられ、巨大な大きさに成長すれば
巨大な星と成り、鮮烈な光を発する発光体になるのだろうと、思ってしまうけれど
光が光を吸い込むのだから、光が外に出されない、いわば光を発しない星になり
それがブラックホールとなるのかも知れないと、憶測は進んで行くのである。

のろまな亀さんが、遅い速度で進む光の中の星に行けば、超高速で動き回る亀さんが
我々の住む星ではない、異次元の空間で生活、活動している姿を見る事が出来るのだろう。
亀は速く動く動物、亀さんの運動能力はとても優れていると、人々から絶賛される姿を
想像すると、現代社会のねじ曲がった空間で、人々が絶賛する、金の価値や生き方を
褒め、崇め称える事に対して、果たして、なんの意味があるのだろうかと
気付く事が出来る人が出て来るのかも知れないと、ちょっと期待をして
光とブラックホールに付いて考えてみたのである。

おわり















もしも、強力な重力に吸い込まれる光の分子が