推理小説風に斬る。 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

とある政府は、毒物が含まれる危険な事故米を、工業製品の原料に使用させる為だけに
事故米を民間の者に売る事が許される制度を創り出す。

(その制度が創られる段階で、既に、悪意を持つ者が政府関係者の中には居たのだろう)

悪意のない者である事を前提として、それを信用取引の担保として
営利を目的とする事業者に、事故米を食用米の3分の1程度で買い取らせ
事故米を決して食用に転用しないように、業者側に対して念書を書かせ
違反があれば罰則が科されている条件記した、契約書を作成して
それを契約書として、政府の直属である役所が保管されて契約は終結される。

(安い米を扱い、売上げを伸ばそうと考える業者側は、政治家などのコネを使い政治献金や
 金銭の授受など、巨額な金が動く欲得の世界であるのだから、人には知られぬ裏工作が
 その取引契約の影では、政官財の中で必ず行われていたのだろう)

契約成立後には、事故米の流通経路を明らかにする関係書類の提出を
定期的に提出義務を課して、正当に事故米が食用以外の用途に使われ
市場には食用として出っていない、不正が無い場合には取引は慣例的に続けられて

定期的に報告書を調べ、不正の事実がなければ、と繰り返し何年もの年月が経ち
慣例的に自動的に更新される、それ以降の企業の信用度の調査などは行われず
事故米の検査だけは、事前に業者に調査日を通知し、事故米の保存状況や書類を
チェックする、上辺だけの形式上だけの立ち入り調査が行われ続け、事故米の購入代金が
未納にならない限り、新たな信用検査や取引停止処分は、一切行われなかったのである。

(役人も人の子、欲もあるし、冠婚葬祭の付き合いもあるだろう、そんな中で業者の者と
 親交を深めた者もか成らず居る筈であり、ちょっとしたミスや不具合が発覚しても
 役人と業者間で揉み消されながら、なあなあ、まあまあの馴れ合いの関係が
 現場の中では築かれていた可能性もあったのだろう)

10年余りも事故米が食用として流通せず、不正な動きがない侭で順調に、国民の生命と
健康を守る制度、信頼を保つ関係が維持され続け、監理側の役所も何もないのだからと
どんどんと怠慢に成り、仮に不正の事実があったとしても、会社に雇われている社員達は
ワンマン経営者の権力に従うだけの、完全に飼い慣らされた、イエスマン社員ばかりあれば
不正の事実は絶対に外には漏れない、堅牢な砦に守られ続け、不正の事実など外部には
絶対に漏れない、経営者が思いの侭に全てを支配し続けられる、悪の巣窟に創り上げられ
小さな悪意は、更なる悪意を呼び、欲と金が絡む経営者の心理は、嘘と騙しに紛れて行き
役人達の心も金で取り込みながら、不正の行為はエスカレートして行き、ついには
パンドラの箱とも言える、事故米を食用として、市場に流し始めてしまったのだろう。

(役人と業者の癒着関係が実際にあったとしても、政府は全ての公務員に向けて
 口外禁止令を発布し、裁判所、検察までにも、その悪意の手は伸ばされているのだろう
 検察や裁判所に、政府の魔の手が延びていなければ、正義感の強い、腕の良い、頭の良い
 弁護士がいたならば、政府も関わる殺人事件、無差別テロ事件として、国民の前に
 その事実を明らかにして、訴訟も起こせるのであろうが、そうなれば国家の一大事となり
 損害賠償額は、1000兆円を有に超える事であろう、そうなれば過去十年間
 公務に携わっていた者達の全ての財産私産は、国民に対する賠償に充てられて
 文無しの風来坊になるのだから、なんとしてでもその事実を隠し通し、国民の耳に
 入らぬよう、漏らさないように、どんな手を使ってでも、しなければ成らないのである)

バレないように上手くやれよと、事故米を売れる制度を利用して、裏金作っていた役所
その金をびっていた政治家達、金品を直接受け取りながら、不正が発覚しないように
裏で手引きをしていた役人達も居た事だろう、これだけ全ての悪事が揃い、悪事が世の中に
問答無用で飛び交っている国家、社会なのであるから、なんでもありの世の中であるからこそ
今まで何も国民に知らされなかった、その状況に様々組み立てて考えてみると、その何もかもが
信用が出来ない、怪しい動きであり、今までに明らかになった事実を元にして
全ての事柄を重ねて行くと、政治家や政府が深く関与しているのではないかと
どうしても疑いの目で見るしかないのである。

(あれだけ早く、全員を解雇したその裏には、政府側との密約があり、何か複雑に絡んだ
 新たなる内部情報のリークを恐れての、慌てふためいた行動にも感じ取れるのである。)