人に与えたくない知恵などは、無用の長物であり
人の知恵を自分の者だとして、盗み取る者は、たかだかその程度の人間であり
正しいものは、世の中に複数個存在しているのだから、自分の持っているものが
完全に正しいものなのかを確かめなくてはならないのである。
もったいぶって隠す行為は、単なる自分が可愛いだけの自己中であろう
小出しにしては人からちやほやされたい、みみっちい性格の持ち主なのだろう
才能は世に出してこそ生きる(活きる)宝物なのであり、万民の為に役に立つものであれば
惜しまずに自分の持つ才能を、出し続けなくてはならないのであろう。
株の投資は儲かりまっせと、人々に株で一儲けを持ちかける者がいるが
自ら株に対する知識や、情報収集の手段を知るがあまり、不公平感を無くすために
その才能を閉じ込めるべく、厳しい法律が作られたのだが
それは才能ではなく、正確な情報入手の手段さえ、多くの人々にあれば
その商売は忽ちに無くなってしまうものであり、嘘と騙しと誘惑が如何に上手いか
それが彼らの才能であり、客に損をさせても、気持ちよさが残れるのが
その道のプロ、職人技なのであろう。
才能は隠しておけ、その意味を考えても、どうもその言葉に波長が合わず
その言葉に心がス~ッと入って行かず、未だに理解する事も真意も分からない侭だ。
喰うか喰われるかの時代だからこそ、自らの身に護身用のダガーナイフを隠し持てと
生きる為の術を紐解いているのか、それとも、普段は嘘や人を騙す言葉を並べ立て
いざという時に、本当の事を出して人々から注目を浴び、飯の種にして行くのが
得策なのだと諭しているのか、才能を隠しておけと出し惜しみを強要されているようで
その言葉に違和感を感じてならないのである。
喰うか喰われるか、勝ち組になるか、負け組みになるか
人に手柄を盗られては、最悪の事態を招くのだから隠しておけ的な
自分だけか得をすれば、それで良い的な、現状の日本国の姿を現している
ちょっぴり寂しい言葉でもあるが、生き残る為には、それは必要だと感じる者が
いるのだから、久間じゃないけれど、しょうがないのだろう。
ノーベル賞とは、本来どうして出来たのか むむ また違う方向に心が動く
戦争は、ある者達の心の中身を出さずに、隠ぺいされ隠された侭に
人々の心を動かされ、敵に憎しみを植え付け、人殺しまでも平気で行える
人物平気を創り出す、現代では電子技術が発達し、平気を平気で動かせる
オペレーター化が進んでいるのだろう。
第三次世界大戦が勃発したならば、武器商人達が誇る、人殺し兵器が唸りを上げ
ボタン一つで、人が死ぬ時の悲鳴など、誰も聞く事なく、粛々と戦闘が行われるのかも知れない。
才能を隠すどころか、軍事秘密は仮想敵国に、威圧感を持たせる為に隠され続け
核による威嚇と脅威の元に、平和が辛うじて保たれながら、世界各国に散らばる数万発の
核兵器は、平然と今も地下に隠されながら、大量殺戮のその才能をあからさまにした時に
地球上に住む人類の全ては、一瞬の内に終わってしまうのだろう。
人は物事を隠すから、厄介な事が起きる
皆が正直に、腹を割って話すことができれば
戦争など起きる事はないのだろう
ただ、権力者や有力者は、みんなが正直者になったら困るだろう
人の心理を悪戯に利用できなくなるから、とてもイライラする事だろう。
世の中には、正義と悪だけになった時、年金を盗む者は消え果て
悪事を繰り返す組織は、完全に抹消される事だろう。
隠し事をしない、正直な心でいつもいる
そんな簡単な事を、なぜに人類は出来ないのだろう
それは、欲望が強すぎるからなのであろう
欧米の、奴隷主義者達が心を入れ替えない限り、同じ世が続き
格差社会は消える事なく、彼らを崇拝する日本国の指導者達は
老人達を山に捨て続けるのであろう。
なんとも悲しいことではあるが、今すぐに解決が出来る事ではないのは確かである。
才能は隠さず、人類の為に役立たせるのが、一番の方策なのだと信じたい
信じているのだから、しょうがない。