くだらない会議 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

社員の意識の高揚を促す為のような、週に数回も行われる営業会議などがありますが
その多くは、残業がつかない、いわばサービス残業とされ、扱われている労働者が
非常に多い事でありましょう。

会社の利益に関わる、会社の為に行う会議なのでありますから、定められた就労時間から外れた
会議を行う場合には、雇用側は超過勤務分となる、正規の残業手当を労働者に支払わなくては
なりませんが、会議を営業時間内に行うと、お客様に迷惑が掛かるからとの理由から、社内会議は
お客様に迷惑が掛からない、夜間に実施している事は、会社に忠誠を誓う者としては、
極当たり前かの様に、社会通念上当たり前になっているようですが

深く良く考えてみると、それは単なる古くからの仕来りの様なもので、管理職、経営側に
一方的に擦り込まれた、会社の為の当たり前的な、洗脳行為に労働者は上手く填め込まれ
それが恰も当たり前であるかの様に、多くの人は、誤認、錯覚しているだけの事であり

会社の売上げイコール自らの利益として、公平に平等に利益が分配されていれば、労使の中の
暗黙の了解として、差引ゼロで成り立つ納得の出来る、会社へのサービスとなるのでしょうが
ほとんどの企業では、ある者はだけに利益が流れ、巨万の富を手にしているのが
社会の実情、会社の現実なのでありましょう。

経営側が労働者の自由を奪い拘束し、賃金を払わない行為は、奴隷として人を扱うのと
同じであり、労働に対する対価が正当に支払われてこそ、労使間の信用が固いものになり
労働者は会社と言う、母胎に自らの身を委ねて、生活を営む為に一心同体となりながら
そこで初めて、労働者は経営者の為に忠誠を誓い働ける環境が生まれ、経営者は労働者と
その家族の為に利益を伸ばしつつ、社会貢献を基本とした営利を伴う、日本国を支える
事業を営めるのだと思うのである。

一つの利益は皆のものである、そんな考えをしたならば、巨万の富を手にする大金持ちは
この世の中には出て来ない筈であるが、なんとも欲張りな人間達は増えすぎて
今度は、その余った金で、原油の値段を上げ続けていると言う。

人間に欲望がなければ世の中には発展などないと、頭の良い偉い学者達が言っているが
人よりも有利になる、人よりも多くの財を持つ、楽をして金を手にするなど
欲望心から生まれ出る、ある者とある者達との間に他人の生活と比べられる
優越感が得られる、社会の中の人の物差しがあってこそ、幸せと不幸せが創られ
人々には向上心が湧き、世の中は発展して行くとする、その理論の中に
悉く力を落とし、闇の中に崩れ去り消えて行く人々は、微分積分の小数点以下の
数値として扱っているのだろうか、疑問が湧く。

向上心とは、自らの為だけにある、人が湧かせるものではなく
人々の欲望を掻き立て世の中を動かそうとすれば、必ず悪い方向に動く者が出る
悪い方向に動く者を、抑える為に学者達の優れた知恵や知能が必要なのであり
単に人々の行動を煽るような発言は、慎むべきだったのであり
それは、もう、手遅れなのかも知れないが、知恵や学問を金の為に動かす
悪の宣教師は、そろそろ世の中から全員が消えて貰いたいと思うのである。

彼らの公式には、欲張りと言う加算されるべき、大切な数値が抜けていていた。
ただそれだけの事なのかも知れない。