リンクの回り方は、屋内リンクも屋外リンクも右回り(反時計回り)です。
途中で戻る時など反対まわりをしない、補助が必要な場合でも、靴を履いたまま
リンクの上には絶対に上がらない、補助者もスケートを履かなくてはいけません。
口にものを入れながら滑らない、リンクサイドではものを食べない
ゴミを散らかさない、リンクサイドやリンク内では危険なのでふざけない
などなど、一般常識も含めたきまりを守りましょう。
前回の姿勢を保ったままで、膝を曲げて、腰を下げた姿勢でゆっくりと
片足を前に出して、次にもう片方の足を出して、両足を同じ位置まで持ってきて揃えます。
それを繰り返します。その時に、とにかく、膝を曲げて、腰を低くした状態で
動作を繰り返して行きますが、どうしても立ち上がりたくなるでしょうが我慢です。
たぶん5分も膝を曲げて腰を低くしていると、すごく腰が痛くなります。
腰が痛くなったら休みましょう。
腰が痛くなるぐらい練習していれば、氷の上でバランスが少しは取れるように
なっているでしょうから、氷上に真っ直ぐ立つ練習しながら休んでも良いでしょう。
まだ、バランスが上手く取れずに、足や身体がふらつく様でしたら、滑り出した場所に戻り
リンクサイドに腰掛けて、ブレードカバーを取り付けてから、椅子まで戻って休みましょう。
何度か足を前に出す練習を繰り返しながら、上手くバランスが取れるようになって
転ばないようになれば、幾分スケートの刃の先を外側に向けながら、後ろではなく
身体の真横に力を入れ向けるようにしながら、氷を蹴るように足を動かします。
その時も姿勢は低いままで保ちます。
足を横に蹴ることで、スケートは自然に前に進むようになります。
右、左と同じ動作を繰り返すと、スピードが増して行きます。
少しスピード(人が歩く程度)が上がったら、両足の刃が平行になったら、片足を幾分前の
位置に置いて、今度は、蹴るのと反対向きに、スケートの刃先が身体の方を向かせて
重心を内側に向いている刃の方に掛けます。
ズ ズ ズと音と共に、氷を削りながらブレーキが掛かるはずです。
いきなり止まって後ろで滑っている人が、追突しないように注意をしながら
何度かスピードが上がったら、ブレーキをかける練習を繰り返します。
文字で書くと、もう滑れる状態まで行ってしまいましたが、カーブ(コーナーリング)
加速の付け方、手の動き等々、上達する為には、奥が深いので
ここまでで、何か質問があれば受け付けたいと思います。
遠慮なしに、どしどしとご質問を下さい。