輸入元も小売店も、天井知らずの原油の高騰に、国内では誰が得をしている訳でもなく
石油製品、燃料を使う消費者達は、ただ悲鳴を上げながら
高止まりを見せぬ高騰に、なんの手立てもなく歯止めも掛けられず
原油国、産油国の言うが侭に買わされ続け、その姿はまるでシャブ中の様
今に粗悪な品物にまで手を出す輩達が現れる事だろう。
使わずに居られないから買い続け、節約を肝に銘じながらも今までの暮らしを捨てられず
使い捨てが当たり前の浪費生活、その居心地の良さから抜け出せずに、これでは駄目だと
人々は思いながらも、便利快適の欲望にはなかなか勝てずに、使い続けてしまうスパイラル
北海道の冬の訪れは早く、最早、平地でも雪が降り、日が進むに連れ気温は低下を続け
間もなく根雪を迎える極寒の中に皆は晒され震えながら、それでもまだ続くのだろうか
灯油の高騰と、厳寒の地に住む田舎者達を、見捨て続ける日本政府の根にある地域格差
灯油の高騰は、北海道の人々の生活の死活問題になるだろう、人々の営みに様々な悪影響を
及ぼしながら、貧困層の人達は灯油を買う金もなく、追い込まれてしまう人達も出るだろう
寒さが厳しくなり、もしや凍死者が出るかも知れない事態に、道内の閉山された炭坑を
復活させる手立てを考えておくべき時が今訪れているのかも知れない。
日本の経済と産業に貢献して来た炭坑夫達も、今では用はないと邪険に扱われ
年老いながら、狭い公営住宅に身を置き、微々たる金額の年金を受け取りながら
寂しい毎日を過ごしているのだろう。
だが、もし、この侭で、石油の高騰が続いたとしたならば、炭坑技術者は再び日本国を
救う力に成る時が必ず来るだろう、炭坑を再開出来る数少ない技術者として
多くの炭坑夫、炭坑技術者は日本政府に招集され、日本国の、北海道の宝として
多くの国民から尊ばれながら、大きな期待と脚光を浴び、若者達に彼らが持つ技術を
一つ一つ継承しながら、外国に頼り切っている今の日本国の燃料事情から
早急に脱却するために、安全にしかも安定的に燃料を供給が出来るサブシステムとして
彼ら炭坑技術者の指導が必要に成るのだろう。
家計に恐れをなして、節約と称する使用制限に踏み込む人間心理
火の気のない部屋の中は、冷蔵庫の中のように完全に冷え切りながら
外から帰り、冷えた身体を温めようと、ストーブに火を灯をともせば
冷気に一気に熱は奪われ、散財の、またまた散財を招きながら
なんの為の、地球温暖化阻止なのか、またも、原子力、電化に頼るべきと
学者先生は、声を大にして言う事だろう。
核のゴミは すっかりと 日本人の 頭の中から消し去られた侭・・・