子供と遊べない親達 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

親に遊んで貰った経験がない子供達が、やがて自分の子供を持つ親となり、
我が子とうまく遊べる人などは、きっと少ないのだろうと思う。
うまく遊べないから、遊園地だとかレジャーランド、ゲームセンター等々
他人が遊びを提供してくれている施設に、足を運ぶことが多いのだと思う。

結局は、親としての責任を他人に任せないと安心出来ないのかも知れません。
親が側に付いていながら、子供が遊具で間違った遊び方をしていても
自分が痛い思いをするぐらいに遊んだ経験がないから、子供に注意も出来ないし
どんな危険が潜んでいるかなど、危険を予知する事すらも不可能でありましょう。

ブランコでの立ち漕ぎをしていれば、掴んでいた片手が不意に外れてしまえば、
当然ブランコのバランスが崩れ、地面に叩き落とされるのは、当然な自体なです。
でも、今の親達は、不適切な遊び方をしていた子供を無視して、そんな危険な遊具を
公園に置くななどと、逆切れして公園管理者に怒鳴り込む者も居ると聞きます。

はじめっからブランコにはジェットコースターの様な、転落防止の安全バーなどは
ないのですから、間違った遊び方をさせていれば、もしも、手が外れた時には
ブランコから落ちるのが当たり前なのであり、ブランコを漕ぎ出す前に安全を確認し
小さな子供が周りにいないかを注意しなくては成らず、もしも、小さな子供が不意に
漕いでいるブランコの前後を通れば、急に止まる装置ブレーキがない訳ですから
跳ね飛ばしてしまいケガを負わせてしまう危険もあるのです。

日常に潜む危険を子供達に教えられる親用の完璧なマニュアルなどはありません。
親の様々な経験と知識、知り得る事案を組み合わせ、危険を予知する能力が必要なのです。

子供の成長には、自らしでかした失敗から痛みを知り、一つ一つ学んで行く事も必要です。

河原などに生えている葦などで、切り傷を負えば、草も危険なものとして認識する様になり
その扱い方を間違えば痛い目に遭うと知ると、自ら覚えた痛みから、二度と同じような事は
しないようになるのが、生きる為の知恵であり、親となった時に生かされる大切な
人生経験の一つにもなるのでしょう。

異常な程の過保護は子供を駄目にしますが、危険性も知らずに実戦させるのは無謀です。
遊びに自信がない親達が増え、安全ではない遊びなどから遠ざける親も多くなり
自らの身体の痛みや怖さなど知らない子供達は、他人の痛みや怖さなど知る筈もなく
痛みを知らない子供達は、相手の傷の深さすら知る筈もなく、とことんまで虐めて
立ち上がれなくしてしまう、そんな子供達も徐々に増えつつあるのが現代社会なのでしょう。

公園の管理者の責任として、遊具自体の安全性に関わる安全設計に不備があり、
子供達が痛ましい事故やケガなどに遭う、悲しいケースが多くあります。

公園管理者が、自ら設置された遊具を使い実際に遊んだ事もないのに、その遊具に潜む
危険などを正しく予知する事が出来るのかと、いつも疑問に感じます。
だいの大人が、役人である者が、遊具で遊ぶなんて格好悪くて出来ないと
子供のことよりも、自分の見栄が邪魔をして、大勢の子供達を危険に晒しているのでしょう。

今は殺人ブランコとして恐れられている、製造も使用も禁止されている箱ブランコ
子供の頃ですが、あの箱ブランコで、何度か、かかとの後ろを座る部分の稼働する
床の部分で挟み痛い目にあった経験があったので、大きな子供達が箱ブランコに
乗っている時には、大きく漕ぎすぎるとケガをするからやめなさいと、注意が出来た訳で

本来は、ブランコに乗れない小さな子が、お母さんなどといっしょに箱ブランコに乗って
ゆるゆる、ふあふあと揺らして遊んで貰らいながらある、人の心の優しさから生まれ
考案された優しい筈の遊具だったのでありましょう。

だけど公園の管理者は、本来ならば試乗を十分に行いながら、その遊具に潜む危険性が
ないかを十分に確認する義務を怠り、乗りもせずぬ侭に漫然と危険を見落とし
優しい心から生まれた遊具は、優しさの手を放れ、いつしか利益重視の道具とされ
製造業者は、ただ売る事だけに媚びるようになり、業者は役所に対して捏ねや天下りの力を
使いながら、そして役人達は業者の言うが侭に動かされ、何度か寄せられた事故の報告も
使用者に原因があると結論付けながら、数多くの子供達を殺傷するまで蔑ろにされ
放置されてしまった、私利私欲、欲得の侭に子供達が安全に遊べる筈の公園に
悪魔を住まわせるように設置され続けてしまったのでしょう。

高い所に登る遊具では、子供達が転落かも知れない大きな危険性もあり
子供が遊んだ事のない、高い所に登る遊具では、いきなり高い場所まで登らせない
子供が慣れたように見えても、高所の危険を知りません、調子に乗らせ無理をさせない
落ちない為に必ず、三点確保を教え実行が出来るまで、親としての責任と義務があるのです。
だけど、落ちてもケガを最小限に食い止める義務も、遊具設置者、管理者にもあるのです。
子供は危険な遊びが大好きです。だから大人達がしっかりと見守ってあげないと駄目なのです。
難しいことでしょうが、過保護になり過ぎず、そして、大きなケガをさせないように
痛い、危ない、仲良く遊ぶ、きまりを守る、等々の・・・・