さぁ みんな 優しくなろうよ
さぁ みんな 多くの人と関わろうよ
忙しいから出来ない
苦労が多そうだからしたくない
なら そんな面倒なことは
一切したくないので辞めます。
どうして なんのために
なぜに あの人がしていないのに
私が 僕が
今の世の中の人の多くは
価値がないもの 価値が見えないものに臆病で
自分のした事に価値を付けたがり
自分の苦労が人に評価される事だけに拘って
他人からあんたは偉いと褒められないと気が済まない
報酬や評価を得られないと感じたら
それらに関わりを持とうとはしない
やがて全てを棄てながら殻に閉じこもり
自分は自分 他人は他人と分け隔てが始まり
人との深い関わりを持たない
繋がっていない 人と人との心の隙間に
冷たい風が吹きながら
おにぎりが食べたいと呟きながら
食べるものもなく 飢えて死んで逝った人に
涙を流し手を合わせながら
死んでしまったのは 彼奴が悪いからだと言うだけで
自分には 何も出来なかったのかと
慈悲の心から 反省する事もなく
いつも 人のせいにしながら
自分は善人顔をしながら いつも責任を転嫁させ
他人に要求ばかりを 突き付けながら
人と関わらない事を美徳と感じながら
誰に命令される事もない 居心地の良い
個人のお城を 心の中に創りながら
自分は なんにも悪くない
あの人がするべきだ
こっちはお金を出しているんだから
それをするのが 当たり前だろ
日本人の心は 最早 すっかり病んでいて
大臣も 議員さんも 町長さんも
みんな みんな みんなの心には
全ての事柄に 損得勘定だけが
先に 芽生えだしてしまったね
善人であろう優しき心の人達が始めた福祉事業
全ては金儲けに利用されながら
遂に優しい心の人達も 欲得の渦に巻き込まれ
人の為に役立てる 福祉の為の予算を誤魔化しながら
自らが手にするその金を 増やす事に走り出し
人のためが 全て自分のために変えられて
人の稼ぎから 上前を跳ねる会社も増え始め
自分は楽をして 儲けてやろうと言う人達が
政治家達の悪巧みから 異常に増え始め
人を踏み付け虐げて のさばり始めてしまったね。
みんなが 自分のためだけに動けば当然に
人と人とが結び付き 誰かが誰かを助けながら
肩を寄せ合って 生きる為の社会には
大きな透き間が空くのは 当たり前
なのに 自分だけは 自分はと繰り返すばかり
なんで 自分の金を 自分が自由に使って
あんた達 なんか文句があるのか
お金持ちはそう言って 有り余る金を抱え込み
上と下 下と上が入れ替わる
腹黒く 上手く共生している アブラ虫
さぁ みんな 一緒に 笑おう
そして 一緒に 泣こうよ
苦しい時でも助け合って 生きて行こうよ
みんなが みんな 欲を捨てて歩き出せば
道端に咲く小さな花だって 誰もが美しいと感じられるはずさ
強い雨風に揺れながら 今にも折れそうになっている
一輪の花を見付けたら 誰もが そっと手を差し伸し
包んであげられる 優しい心が沢山の
みんなが幸せに暮らせる 世の中になるさ
みんなで 仲良くしようよ
欲ばかりを 集っていないでさ
人の為に動きながら 自分も大きく成長しよう
人の優しさ施しを受けらて 余裕が出来た時には
ありがとうと心を込めて みんなにお返しをしよう
みんながグルグルと 輪になって繋がって
誰かの心が 確実に繋がっていれば
そう よその国から
用心棒なんて呼ぶことも 雇うことなどないのさ
自分だけは助かろうとするから
そんな考えになるんだろうね
偉い人は みんな 弱虫だね 悲しいね。