児童生徒が減る中、学校は次々統合され廃校になり、その土地建物を取り壊し
ショッピングモールや、商業利用をしたがる、金の亡者達が彷徨く姿が見えながら
校舎をリフォームして、老人ホームや老人福祉施設に利用する倹約家も現れずに
入所に1億円もの大金が必要な、私設老人ホームすらも建設さ、一方では
日々の食事も満足にとれず、身体の具合が悪くとも、医者にかかる金もなく
治療を受けられずに死んで行く老人すらも居て、広がり行く格差社会の狭間に
生きるも地獄、死ぬも地獄とも言える、死ぬのを待つだけの余生すらも
金次第で決められてしまっている、なんとも冷たく恐ろしい世の中なのだろう。
役人は年金を誤魔化し、議員は好き放題に使い込み、誰一人として責任を
執ろうともしない態度で、ズルズルと責任の擦り合い話を続けながら
金に余力のある者達すらも、ひもじい者のために年金受給を辞退するとも言わず
完全に他人事なのだからと見放している、その冷たく悲しい人間性が、自分が富を
手にする為には、時に人を蹴落とし人を騙し、自らの懐を肥やし続けてきた
悪意と金に取り憑かれた亡者であろうと直感し、この腐敗し切った日本国を
彼らが先導し創ってきたのだろうと想像をしてしまうのである。
金持ち層と貧困層とが、既に二分していると言っても過言ではないのだろう社会
そんな社会に、私利私欲を捨て、民衆の平等公平の為に働くであろう議員達も
彼らの活動資金ともなっているだろう、その懐を締め付ける法案すらも
大きな目の笊、骨抜きとして決めてしまおうと、姑息に動いているありさまを見て
日本国が彼らの私利私欲の為に、国家としての機能を無くしながら、国としての終わりに
一歩ずつ近づいているのだと感じながら、子供達の夢も未来も希望も持てない社会の侭
将来も、回復する事なくと、全てが消え失せてしまうと思えば、涙は溢れ止まらずに
現実の世の中を動かす大人達の醜さに、悉く腹が立ち、なぜに子供達にそんなに
残酷な仕打ちをするのだと、声を大きく叫びたくなるのである。
箱物行政に集る業者達、金をバラ撒き政治家を動かす業者達、欲望と悪意に満ちる日本国
平和も共存も、公平も平等も、全ては口先だけの綺麗事に動いている。