売る物は違うが、不二家と同じ構図、消費者の心を裏切る同族行為。
お安いですよ、お得ですよ、品揃え豊富ですよ
さぁ、いらっしゃい、どれも安いよ、薄利多売が競争原理で動く
家電量販大手のヤマダ電機は、実は姑息な手法を使い、消費者を騙しながら
裏家業で儲けていたらしい。
その事件の内容は、客から廃棄処理代金とリサイクル料金をしっかりと取りながら
リサイクル義務がある廃家電品を含めて、客から預かった廃品を輸出業者や
中古販売業者に販売、横流しながら利益を貪っていたと言う悪事が露呈された。
薄利多売で利益が薄いのは、自らその販売手法を命として事業を展開したのだから
市場や消費者などが悪い訳でもなく、競合しているだろう家電量販店も悪い訳でもなく
単に利益が上がらないから、犯罪や悪事をして迄でも金を儲けようと企み
企業努力とか経営努力だとか、欧米志向のインテリ達が、ただ机上で練った
人の心を小数点以下として斬り捨て、殺人マンションを建て続けたあの者達と
同じ様に、売り上げイコール利益の計算式、それが生き残る為の経営手法などと
インテリぶった偽善者達の声を聞き、それを神と錯覚しながら、その言葉を鵜呑みに
しながら実行し、更なるリストラを進め、パート労働者を増やし、正社員すらも
低賃金で雇いながら、人を人として見ない、人間を蔑み見ている
その経営体質の荒んだ心は、遂に、消費者達までも、金を得られる獲物としか
考えなくなり、この様な裏切り行為、犯罪に手を染めて行ったのだろう。
世の中のニーズに合わせた品物を仕入れ、そして、その物の機能や使い勝手を学び
しかも、長く使って頂くための企業としてのサービスなども備え、心を込めながら
品物を売ることで、買って頂いたお客様達に喜んで頂く物品販売業としての
真心と喜びなどは失われながら、ただ、安値で数が多く売ればいい、安かろうだから
壊れるのも早い、直すより買い換えた方が安く上がると客に言い聞かせ、製品の寿命に
買い換えの短いサイクル創り出し、それらを直せる技術者すらも養おうとはせずに
資本は力、資本なき貧乏人、貧乏企業は消え去るのみ、薄利多売に利益を追従しながら
人も物も使い捨て感覚で斬り捨て、捨てながら、そんな社会を目指すために
政治家も企業家達も世の中の動きを助長さているのだろう。
金を自らの手の中に納める事だけに溺れ、欲望の侭に流れ行く日本経済の汚点を
ヤマダ電機は、その犯罪の全貌を我々に警告をする為にさらけ出してくれたのであろう。
消費者を騙した、社会的責任は決して免れない。
一社員が行ったと、時が経てば言い出すのだろう
だが、そんな言い訳を行ったとしても、社員の責任は経営者の責任
社会的制裁と重い罰を受けさせなくてはならない。
検察よ、日興コーディアル証券に対する、刑事事件としての捜査は進んでいるのか
株式上場停止・廃止まで追い込める、検察の正義から来るだろう、逃げ道など探せない
証拠集めと捜査などは着々と進められているのか
まさか、検察までも正義を、国賊ども、売国奴達に
その心を売った訳ではないだろうと、心の奥底から信じたい。