どっと吹き出しては、砂地の地面に吸い取られて行く水
崩壊の原因は安易に行った素人工事だったのだろう。
止水栓を止めなければ圧力が掛かり続けて、吹き出す水は止まらない。
規制を緩和して小口の売買で素人でも水を買い安くした日本政府、と言うよりも
言い出しっぺの張本人は、今は大学でぬくぬくと暮らしている平蔵なのだろう。
規制緩和のバルブを緩め過ぎて、次々と弊害が出ている現状への責任を感じているのだろうか
日本経済をここまで駄目にしてしまった責任を感じているのだろうか
規制緩和の影響で、全ての業界で価格戦争が始まり、安かろう悪かろう速かろう騙されただろう
騙すあんたが悪いのか、騙されるあんたが悪いのか、時は金成り金は客成りが合い言葉
バスの運転手は過酷な労働で過労に陥り事故が頻発していると聞く、乗客を乗せたスキーバス
運転手の過労から高架橋の支柱に激突し、若き命を奪い去る、死者までも出している始末
それは報道から見た、観光バス業界の氷山の一角でありその奥は深いのだろう。
建築業界は、洗練された技術など皆無かのように、まるでプラモデルを組み立てる感覚で
竹の子のように生え出した新参者で建築業は溢れかえり、安く使えるだろう技術不足の職人達を
誰でも良いからと掻き集めながら、事業として請け負えるだろう適正価格が破壊された中に、
薄利というカンナで自ら達の業界を薄っぺらなものにしながら、自らの身を削り、
それでもまだ、お安いですよと声を掛け続けている。
安ければなんでも良い客は、今となれば安いだけでは気が済まず、あれもこれもと我が儘放題
金もない客は、当たり前のように列を成し、価格破壊の土壺に填った経営者達をいたぶり続け
真面目な経営者は、その負担に耐えきれず、次々と倒産したり店を閉じたりしなければ成らず
その一方で、安かろう悪かろうが身に付いた、薄利と多売で金を回している業者達は
負債の中から自らの取り分を抜き取り、たんまりと貯めては姿をくらまして、どうもすみません
倒産してしまいましたと無責任な顔で言い放ち、自己破産の制度に逃げ、債権者達を嘲笑いながら
その者達は、しっかりと別に隠し置いた財産を手に、生命を維持し続けながら、ほとぼりが
冷めるまではと待ち続け、なんとも道理も筋も通らぬ悪人が優遇される世の中の有り様。
日本国の総理大臣までもが、悪人のしでかした失敗を許しましょうと言い放ち、無料の
水道光熱費を500万と帳簿に記載しては、自らの懐の中へと盗み取っている大臣を擁護し続け
そして放置しながら、日本を動かすだろう大臣、議員として総理の膝元に置いている始末。
毟り取れた蛇口を手に握り、その壊れた蛇口は多くを語り
政策の誤り、中国への投資、様々な素人工事が全て物語っているのだろう。
その全ては、あの当時の総理大臣や平蔵や官僚閣僚達の無責任から始まった出来事であろう。
平蔵と日銀総裁は、昔の武士だとしたら、殿様を立てて 責任を執り切腹ものだろう。