りんご りんごはいらんかね りんごをひたすら売り歩く りんご売り
毎日 毎日 同じ道を 売り歩く
りんご りんごはいらんかね 声が枯れるぐらいに叫んでいる
りんご売りは 売り歩くりんごを美味しいとも言わず
どんな種類のりんごがあるのかも なにも言わず ただ ひたすらに
りんご りんごはいらんかねと りんごを売り歩いている
りんごをくださいなと 客の大きな声がする
だけどりんご売りは 立ち止まらない
りんご りんごはいらんかねと 声を枯らして歩いてる
ふとりんご箱の中を覗いて見ると 中には南瓜が入っていた
南瓜には お札が一枚張り付けてあり 清き一票と書かれていた。
そろそろ りんご売りが歩き回る時期が来る
今年は どんなりんごを 売り歩くのだろうか・・