役人心理 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

地方行政組織に組み込まれた、ちっちゃなお役人は世に名前も出ない
世間から名指しで批判も評価も受けない、本当に地味な仕事を毎日続けている。
市役所職員AとかBとか、課長・部長なんて肩書きはあるけれど
単に与えられた予算を如何に使うか、使い切るかなどで頭を悩まし
これだけ世間から批判を受けていながらも、身に染み付いた無駄遣いは止まらない。

どうせ人の金だから、どうせ我々ちっちゃな役人には責任はないし、どうでもいいんだよね。
既に根回しが整った計画案を、市長とか助役とか、議員とかが持ち込んで来て
その計画は税の浪費だけで無駄だと判断していながらも、それは駄目ですと声を出すと
名が売れている市長や、偉い議員達が強い圧力を掛けたり、助役だとか言う会社で言えば
取締役みたいな、市長の腰巾着に、おい、ちっちゃな君達が文句を言う立場ではないぞと
強いお叱りを受け、おお人事、人事、合法的に下水処理場の見回りとかに飛ばされたり

業者と癒着している口利き専門議員は、連日、あれはどうなっている、計画書を見せろ
土地区画にかかる辺りはどこだ、道路拡張工事の線引きは、あの業者の確認申請を急げとか
事ある毎に怪しい素振りで言葉を掛けてくる、そんな輩共にも逆らえない、ちっちゃなお役人

どうせ何をやっても浮かばれない役人業、じゃ、平民市民が簡単には使えないぐらいの
大金を動かしてやろう、それが出来るのがちっちゃなお役人の醍醐味だから
破綻したって責任は執らされないし、破綻したって退職金は貰えるし、何をやっても
偉い奴らに逆らわなきゃ、多額の退職金が貰え、早い話、事実上はこの場に一生に渡り
居続けられる訳だし、法に触れるヤバイ事をしなければ、強制的には辞めさせられない訳だし
平民市民がリストラに遭おうとも、我々は毎月、安定した給料は貰える。

何も出来ない馬鹿馬鹿しいと思えるぐらい、ちっちゃな役人なのだが、一度でも蜜を吸ったら
もう辞められません、上から与えられた予算を、これからもドンドンジャブジャブ使いまっせ
市民の皆さん、悔しかったら解雇してみ。ガッハハハ 出来ないべ
ちっちゃくたって、公務員法で守られて居るもんねぇ。バーカ

おいおい、公務員、そんな気持で仕事をしているのかい。
人の金を無駄に使いまくって、良心の呵責から胸が痛まないのかい
教師を守ることだけで、学校を統廃合したり、統廃合したかと思えば校舎の新築をしたり
毎日通う子供達の姿、学校まで辿り着くまでの距離が伸び続け、益々広がる治安の悪化に
コンビニ強盗すらも捕まえられず、もう、行政など頼りには出来ないと、GPS付の携帯を
持たせる親も増えながら、市民の安心と安全からどんどん遠ざって行く地方行政

馬が可哀想でしょ、ならば、年間数億円を負担してね、そうとは書いていない消費者金融の
契約書の炭にある、ちっちゃな但し書きみたいなアンケートを差し出し、署名をお願いします
馬、可哀想ですもんね、ならばと氏名を書いてしまう人情話の裏話、署名したのだからと
騙される方が悪いんだよ、今にでも、そう言い出しそうな気配の偉いさん方の顔

ちっちゃな役人、あんたの子だっていずれは大きくなって親になる。
親になれば、やがて子を持つだろう。
その時、この街が消えてしまっていたら、親は子に、爺ちゃん消したんだよ
そんな恥ずかしい話をしなくては成らない時が、来るかも知れない。
そう考えたら、恥ずかしいとは思わないのかな。

国政も地方行政も一部の者達の好き放題が続けられ、年々壊れて行く日本国
将来への夢も持てず、時を待たずに育つ子供達、大人達が創る闇に路頭に迷いながら
なにもかもの希望すら捨てながら、学歴さえあればと言い成りで学び続け
その先にあるのは、金だけが支配する格差社会なのだと教える事もなく・・・

その内に返しますとの約束に、大学建設基金は遂に使い果たされて
もう返せません、ぜんぶ無くなっちゃいました、どうもすみませんと
市長が頭を下げて話は終わり、退職金をガバッと持ち去り、悠々自適な生活へ

ちっちゃなお役人家 < 家 訓 >
全ては成り行き任せ 偉い者には逆らわず 人の脛を囓りながら生きなさい
責任の下の責任は どうせ上のすること 無責任で良し
何事にも目立つな 流れる川には逆らわず 世の中を上手く生きろ
責任転嫁も 腕の内 口八丁 手八丁で逃げ切れ

親と同じ事をしていたならば、どうしてこんな子に育ったのだろうと
涙を流しながら、嘆かなくては成らない、そんな時が来るかも知れないのに
ちっちゃな役人は、今日も又、無責任行政の後押しを続けている。