公務員の失態が続きます。続く失態の影には今までの職務に対する怠慢があり
高齢な者は退職時期が近づくと、天下り先のことで頭の中が占領されたり、
さして重要な仕事もない中間管理職などは、如何に責任を部下に押し付けようか
業者や他人に押し付けようかばかりを考え、余った時間には如何に楽に暮らし
出世をして、出世したらどうやってサボろうか等ばかりを考えて、
毎日毎日公務に携わっていたから、公務員をきつく締め上げる現在になって
そのボロが次々と出てきてしまったのでしょう。
国会議員を始め、政府機関や知事、地方自治体議員、役所の職員や校長教員迄もが
隠蔽や騙しを続けそれらが蔓延した組織運営の元に、まずは庶民よりも自分達にと
全てに対し自分達に都合の良い解釈を続けてきたものだから、遂にその結末は
兄知事弟ブローカーで悪事が行われ続け、今回出たのも全国的に見れば小さな
氷山の一角だろうが、談合が日常茶飯事に行われている事実を国民に示しながら
政治資金の廃止は即時に法として施行せねばならぬことを明示しながらも
原爆騒ぎで知らぬ振りを続ける、なんとも変わらない国会と日本政府を見る。
児童相談所は虐待を止められず、学校は守るべき児童や生徒が受けているだろう虐めを
見過ごし又は放置し続け、挙げ句には、その子供を見殺しにして、免許制の公務の中の
学業の進め方中身を覗けば、組織ぐるみで強制的に生徒達に授業をサボらせながら
大切な単位を落とさせて、卒業が出来ない事実を生みながら、どうもすみませんと
責任者と言われる者達が雁首を揃え、形式的に謝る姿はまるで腹黒い政治家の真似を
しているかのように見え、輩達が後ろを向けば舌を出しながら、時が過ぎれば責任の
行方すらも国民達は忘れるだろうと、そんな高を括っている様に見える。
3百何十校も、校長が懲戒免職にさせられることはないとこれ又、高を括って
いるのだろうが、当然にして責任を果たす為には、懲戒免職は免れないのである。
高給取りの校長達が懲戒免職となれば、退職金を支払わずに済み、職務怠慢
規則を守らない者達を処分することは、公務員達の見せしめにもなり
国家として国民として、職務を全う出来ない無能な者達に無駄に与える金が
減る訳なのだから、国家を維持して行くには一石二鳥になるだろう。
役所も学校も、その不誠実さがあからさまにされながらも、まだ物足りないかの様に
数々絶えぬ問題行動や違法行為、誤った方策が止め処なくと湧き出し情けなく
国民の目の前に、あからさまな問題を露呈し事件として捕り正され、責任追求の
から逃れようとする、言い訳すらも逃げ道を失い、言い訳する毎に問題となり
全て国民達が知り得る事実として目が向け始められている。
人を蹴落として優位に立とうと翻弄し、良い評価を受ける為に彼らは動きまわり
現代社会に蔓延る醜い思想観念が湧き出し流れ始め、上を目指す為には手段を選ばない
違法ギリギリの灰色ライン上をずる賢い輩がひた走り、どんな姑息な手段でも使ってやろうと
手ぐすねを引きながら、兎に角それが通れば勝ちみたいな考えが蔓延し、人として無くしては
ならない誠実さや努力など全てを削ぎ落とし、物事を自分本位に考えながら、人に対する
優しさなどは微塵にも失いながら、勝てば天国負ければ地獄と問答無用に突き進む
権力を行使しする者、そして財力にものを言わせる者が、この日本を動かしているのだろう。
腐敗し切った組織と言うものは、私利私欲が満ちる伏魔殿そのものであり、悲しい世の中に
人々を引きずり込む、蓋の開いた地獄の釜みたいなものなのだろう。
この世の中には確実に勝ち組と負け組みがあり、大人が繰り返す醜くおぞましい争いの中に
何も知らない子供達は、世の中に蔓延る醜さにの犠牲若しくは巻き添えになったのです。
本当なら級友と楽しく語り合い、良い国創ろう鎌倉幕府などと、学べたものを
如何せん切羽詰まった状況に貶めた、文部科学省の責任と学校関係者の責任は
生徒達に対してどんなに謝っても許されないのでありましょう。
いらない苦労を押し付けて、土下座をしても謝りきれない責任を誰が執るか
規則に触れてながら、卒業させられない事実を知った者達は、正に血の気を引かせ
忽ちに青くなり、空かさず逃げ道を必死に探した事でしょう。
報告を受けた文部科学省は、責任回避にどんな作文を書くのか楽しみです。
責任の擦り合いが、またまた醜く始まることでしょう。