土木建築業者が社会福祉を目的として、貢献している労働者を通年雇用している姿は立派である。
通年雇用労働者を多く抱えている為に、時折に起こる社会情勢の変化から、
経営側が受注営業に頑張ろうとも、売り上げは伸びず経営難に陥る事は茶飯事の事である。
経営不振の侭に推移し続けると、まずは役員報酬のカットから始められるのは希であり
大幅な固定経費減額は、労働者の賃金カットから始まるのが多く世の流れである事は明か
しかし、収入が大幅に伸びる兆候もなく、削減して行く経費にも限界が見え出すと、
会社経営側は、経営側の報酬は少々減額はするだろうが、生活水準を温存した値で済ませ
苦渋の結論として、経営側も苦しいのだと、情けある者を労働者に向け演じながら、
まずは成績の上がらないもの、技術が未熟で働きの悪く見える者などに、解雇通知や
大幅な給料減額と季節雇用への移行、契約社員契約などに、会社は移って行くのだろう。
そのリストラを掲げた経営側は、労働基準監督署などに事実を隠しながら、週休二日制は
振り替え休日として辻褄を合わせ、休日出勤やサービス残業などはカットされ
経営者は自らの懐を痛めずの侭に、会社を守る為、生活水準を下げぬ為に、経費削減に
翻弄しているかのような顔を続け労働者達は、騙され続けるのが現実である。
会社の存続に生活の糧を頼りながら、労働者階級はいつ自分が首を切られるか、大きな不安を
隠せぬ侭に、労働に就きながら休みもなく、更に入る収入も減るばかりで労働時間は延び続け
ゆとりも見えない生活に、未来すらも見えぬ侭に勤労意欲も減退し続け、高度な技術すらも
誰の為に持っているのだろうかと疑問を感じながら、彼らの心の中に閉じ込められて行き
世の中に残され行く道路や橋、ビルデングは心を持たない建築物と化して行くのであろう。
造る者達から心を剥ぎ取られた建築物は、更に会社側から拍車を掛けられる言葉利益追従に
資材の材質や量を減らされながら、住む者使う者への安全確保は二の次にあみ出された、
怪しい工法が日常茶飯事の当たり前の工法にされながら、目には見えない隠れてしまう全ては
まやかしで、あの殺人マンションなどが建てられて行ったのだろう。
監理側に働く汚職影、政治献金の流れに役所すらも動かされ、欲に囚われた庶民が言い出し
紛い物の規制緩和の宝刀は、国民受けを狙った政治家達の手により鍛造されながら、
その会社の持つだろう資本金に、責任すらも求める事が出来ないと言う疑念も持たず
会社ゴッコで始められた一部の者達のお遊びに、消費し行く人々は責任能力すらも疑わない。
金のある者は、更なる資金に財を成せる、そんな資本主義社会の構図に人々が気が就いた時
世論が大きく広がる事を恐れた巨万の富を持つ者達は、良いから遣らせろ、どうせ奴らは
失敗するのだから、それで我々の利権や財が守れ、国民への口封じになるのなら遣らせなさい
巧みに国民の真理を操る、まやかしの法律に人々はやはり愚かなのか、手放しで喜び始め
資本金なしで立ち上げられる夢に、国家存亡の危機を孕みながら、無責任会社は、日本に溢れ
設立され続けては策略の網の中に取り込まれ、自ら借りながら借金を重ね、多重債務者ともなれば
責任は貸した方に大きな責任があると転嫁され、彼らの失敗は何度でも許される過剰な擁護の中に
頭の良い者は、儲け勘定を巡らせて賢く営業の顔を隠し、道徳は彼らの口先で曲げられた侭で
倫理なき弁護士達は報酬に笑みを浮かべ続けているのだろう。
人から金を借りて返せずに、迷惑を掛けたなどの良心の呵責もない者達は、その失敗すらも
社会に恥じぬ侭に、更なる欲望は、更なる無責任を武器にして、反省無き心は進みながら
迷惑を掛けた者や社会責任なども踏みにじり、それは許された特権とでもその者達は思うのか
過剰な擁護が優しさだと錯覚している社会の成れの果ては、責任や反省を追求する声も薄くなり
騙されて泣いて居る者の姿に目も向けず、直接負債や被害を受けなかった者は、まるで人事と
考えているのか、心優しい国民を演じ彼らの背を押し社会に戻している、再犯はに苦しむ者
が例え出ようとも、自分には関係はないと無責任の中の、偽物の優しさは更に責任に対する
重要性を何度でも失敗を繰り返す者達から薄れさせ、責任をとる事の重要性に気付かせず
拍車を掛ける進む事は明白な侭に、当然そんな人々の心は、無法国家を構築して行く原点
発射基地と成り行くのであろう。
人を騙しても、例え公金を横領しても、役所組織でそれが行われれば個人的責任は免れながら、
違う役所や機関は別なものだと、何度も同じ事が報道されても、国民の温情は篤く罪は
軽く済まされて、彼らの心には反省の色など見える筈もなく、どうもすみません
二度といたしません、そんな一言で済まされながら、なんと人の良い国民性なのか
天に座るお釈迦様すらも笑みを浮かべるに違いないだろう。
責任を問われない無法国家は、利益を得る為に役人の心までも荒廃し、国民と表裏一体の心は
社会と直結して行く、その様な風潮に若者達の心は敏感であるから、楽をして儲けたい
手っ取り早く稼げる商売はなんだろうと、探求の心は株に目を向け、更に財のない者達は
労働の対価などには目も向けず、定職は束縛される事と同じ事だと吐き続け、頭の弱い親は
人に迷惑を掛けるよりは良かろうと、過剰な擁護に彼らの生活の資本金を与え続け、
彼らが理想とする自由を追い求めさせながら、耐え抜く力すらも精神すらもまだ未熟な
若者の成れの果てすらも見透かす事も出来ない大人達の能力低下は著しく、苦労も知らず
坊ちゃん嬢ちゃんで育てられた親が、修行の場すらも与えずに、ぬるま湯に入れ続けている。
親すらも経験したことのない、借りにあってもその親が済ませていたのだろうから
自らに苦労や社会的責任など追わせる筈もなく、彼らに働かず居る事が、どんなに社会的に
悪影響を及ぼしているのか説明する事も出来ずに、そんな親に大切に過保護の元で育てられた
若者達の身体からは、次々と責任感も勤労に生活の糧を求める心も、人として真っ当に
生きる道なども教育されない侭に、人としての魂も抜けて出て行くのだろう。
人を騙す事は悪い事だと一般常識では知りながらも、その善悪の判断は重罪を導けない侭に
幼い侭に、オレオレ詐欺などの、楽をして儲けられる詐欺商売を考え出し、それは巧妙な
手口に架空請求書すらも思い付き、架空口座にその資金は集められ、犯罪に手を染めながらも
犯罪って悪い事なのと平然とした顔で次の餌食を求め歩く、その姿に、この現実の社会に
重なり見える気がする、役人達が繰り返す年金や公金の横領、それに絡む組織的な集団的に
国民に知られぬ侭に行われ続けられている汚職の数々、天下りへと繋がる官制談合を始め
政治献金を受け取り口利きを働く消えぬ政治家の影、
彼らの悪行に気付きながらも、自らが藻掻き苦しむ中に晒されていても、老人達は選挙に
票を握り、そんな悪行の限りを尽くすタヌキオヤジ達に票を投じ続け
景気は上向いていると放つ声に、さっぱり景気が良くならず、広がり行く都市との格差などに
地方に住む者は、気付き疑り始めているが、現状は与党政党に託された景気回復に
指を噛んでばかりで、人任せにした侭で動こうともしないのが現実である。
国民は悪政と資本主義に富を得続ける彼らを見ながらも、ジレンマから抜け出せず
あれだけ五月蠅かった、民主党も共産党も遂にシャジを投げ、公務員達の擁護にまわり
国民が生み出し続ける国会議員達は、その伏魔殿の城壁を高くすることに翻弄し続け
再選の影にあるだろう彼らの欲望と利権温存に果てしない夢を見せ続けて居るのだろう。
悪政の影も消えない議会政治に、単純な思想達はミーハーを続け、
この世に馬鹿面を晒しながら、更なる愚かさからニート議員すらも議場に上げて
荒廃しきった政治と歪んでしまった人々の道徳や、人としてあるべき姿の優しさは
全ては虚像を映し込んだ鏡に映る社会そのものであり、この社会を直視しせず逃げてばかり
を続ける無責任な者がこれ以上に、増え続けると国家存亡の危機へ向かう事なのだろう。
働きもせずに自分の権利だけを主張しつづけ、親の脛を囓りながら、アルバイトもせずに
自らが働く事からの苦労から、労働の対価に生活が営めるのだと大切な事すらも知らずに
日々自由奔放に遊びながら暮らしている、社会のゴミ、ニート達を政府は直ちに強制収容し
高速道路の建設や公共施設の建設に、即時に就かせ働かさねばならないと思う。
過保護な社会は、違法でありながらも合法ドラックを垂れ流し放出し続けている
それは天下り雇用を約束と引き替えられた企業側に与える蜜と同じでもあろう
悦楽と快感に酔い続ける汚染されながら、世を乱している彼らの姿に同化しながら
ニート達も天下りも、その恩恵で財を成している企業達も、陰に隠れて悪さを続けている
役人達も議員達すべて、国民を嘲笑うかのように、彼らの思想の思うが侭に
嘲笑い続けられているのだろう。
社会的価値の無くなった責任は、そのツケは弱き者に追及されて行き
政治家の名前など隠された侭に事件の多くはその終焉を迎える筋書きなのであろう。
かって、日付を付け替えたり産地を偽ったりしながら、人を騙しながら利益を上げていた
日本国の人を騙し利益を上げていた商売の数々、雪印乳業、ハンナンの事件
それらは大きな社会問題とされたが、結果的には民間会社責任として忘れ去られ
本来あるべき公共工事の性格は、通年雇用を重視する企業の支援や社会福祉目的などが
主な役割として発注されるものだったが、それも薄れてしまった公共工事の性格は、
勝手に一人歩きをさせる愚か者の思想から、入札制度は安さだけが追求されるものとなり
その情勢に移り変わる姿から、資本があり、少々安かろうが力のある企業へと
どんどん受注が流れて行く方向ように変えられながら、通年雇用を重視して
自らの会社の労働力から社会的福祉を果たしていた企業も、時ならぬ経済変化から
切迫した会社経営から公共工事の本来の性格を利用し、労働者の通年雇用を守るべく
その形態を維持させる公共工事の指名も、果たすべき意味は知らぬ間の構図に
余力のある会社の安価な提示に、その全ては落札されてしまい、人員削減リストラを
勧めた企業は自ら直接携わる事もなく、公共工事請負金額から頭を跳ねて
下請けへ孫請けと流される構図が描かれている。
安ければ徳をした気になっているお粗末な国民の感情は、外に出て汗水を流し働く者から
経済難の一言から出た命令に、緊縮財政から出たお化けに惑わされながら
彼らの生活を守る大切さを忘れ、自らの欲だけに動く心にも見えるのである。
家族の心が一つになり、困った時は助け合う精神を大切にすれば、互いに心も安定し
生活にも楽しさが満ち溢れ、優しさは優しさの連鎖を生みながら平和を維持し続け
それが心に不安や不満を持ち、困った時にも優しさの態度も言葉もない家族からは
全ての心の中から優しさまでも奪い、誰かの為に一生懸命に働くなど
労働意欲すらも減退させる方向へ向かわせてしまうだろう。
人から受けた優しさや恩を大切にする心から、良い物を造らなくてはならない
一生懸命に頑張らなくてはならないのだと、経営側も労働側も思うような
助け合いの社会にして行くのも、国民の感情次第なのだと感じて止まないのです。
単に生活を切り詰めて自己満足に浸る、言わば、誰かの真似で興味本位で始められた
真意がない、主婦の節約術に似た愚かさみたいな行動に重なる希薄な世の中も
見える気がするのです。
無心に節約を強いる国民心