世間に定着しつつある?週休二日制、
それが当たり前になる気配もないこの業界
うちらは休むからその間に
仕事を終わらておけとか
強い立場を利用して命令する
醜い心を持つ業者も多いらしい
これらには行政処分がないのは
役人に関わる休みには影響しないし
自分達には関係がない民間の事だからと
我々が監理する公共工事だけを
しっかり監理していればなんの問題もなく
責任は果たしているのだと
それ以上 我々に何をしろと言うのだろう
きっと強い口調で逃げ講釈に媚びて
言い訳を彼らは述べるだけに留まるのだろう。
誰かが働き続けるから
その者達に合わせ働き続けないと
仕事が遅れ進まずに
みんなが余裕が無い世の中だから
お前が出来ないなら他の業者にするぞ
パワーハラスメントが出るのも当たり前
だが請け負わせる者と
請け負う者にとの関係には
規制する法律がないのが現状であります。
お化けの様に世の中生まれた
意味も成さない買い手市場
自らが自らの首を絞める脅迫観念は
常に我々のまわりを彷徨き
後ろを付いて来るのであります。
負け犬と成るその恐怖に苛まれ
その影に怯えながら
生きているのでありましょう。
真面目に
真っ当に働き続ける者からは
適正な労働の対価は削られて
そして闇の中に捨てられ続け
手に出来る筈の
当然なものすらも
我慢しろと
力でねじ伏せられながら
人を騙し続け
悪さを企み続けながら
儲け続ける者達と
人の心理を巧みに操り
弱い信念をくすぐりながら
金品を霞め盗って行く者達と
人の上にどっかりと座り
その下で働く者を蔑んで
戦士となって働く者に
感謝の気持も欠片すらも
欲望の侭に
人間の優しさ心すらも見失い
我こそはお山の大将なのだからと
圧力を掛け続け押し潰して行くのでしょう。
楽をして儲け続ける者
人よりずる賢く動き回り
今まで手にした金品の蓄えから
それに群がる下々を動かし
自ら達が創り上げた
その法律から壁を築き
権力と金で世を動かしながら
人々を欺き渡り歩く者達だけが
更なる巨万の富を手中に納め続け
我々が得られない
自由すらも金で得ながら
ブクブクと太り続ける下には
いつも赤シャツと
野太鼓の姿が見えるのであります。
全てが嘘と隠ぺいと言い訳で固められ
どうもすみませんは言葉ばかり
反省無き姿にヘドが湧きます。
我だけが得られて
何が悪いのだと
人の心を無くした
金の亡者の錯覚は
更なる無知を呼び起こし
当たり前の様に豪語して
人々は心の底から呆れ返りまして
なにも言えない状態となるのでしょう。
彼らが生む望むべく
経済の虚像を魅せられて
共感し行く資産家達は
人より遅れまいと従い
更に乱れ行くこの社会
歯止めがかからぬ侭に
乱れ続き動き行く世の中
人々は様々な柵から生まれる
姿の見えない恐怖に怯え苛まれ
休まず
休む事すら許されず
必死に働き続けている
心に余裕を持てない心
自由な時間が無いとも等しく
いつも忙しいものなのだと
洗脳された脳は
解き放たれる時を見失い
常に固定されたポジション
偶に与えられた休みには
何にもしないでのんびり過ごしたいと
多くの人達は湧いて来るのでありましょう。
テレビを観ながらゴロゴロ
それが何よりの幸せだと
感じることも多いと思います。
家に隠る人の数が多くなれば
人の動きがなくなりますから
何処にも活気など生まれないのが
当然の話なのであります。
家族に口うるさくせがまれて
楽に移動できる郊外型の
ショッピングモールに出かける
自ら外に出ようと動けば
パチンコでも打ちに
出かけるぐらいが精々で
店や家に隠るのですから
屋外や街中に閑古鳥が鳴くのが
当たり前なのだと思います。
毎日遅くまで働き疲れた姿に
遊びに行こうと声も掛けられぬ
思い遣りや優しい光景が
家庭の中に見える場面もあるでしょう。
遊ぶ時間や余裕を作れない
その免れない状況と
それ故に生まれる人間心理から
更に心の余裕を奪い去り
その様な社会の中では
街中に活気が溢れないのは当然で
手を尽くし考えていると
言っているのは
根本的にそれ自体が
間違っていると感じるのであります。
さっぱり良くならないね
どうしたら良いんだろうね
繰り返すその言葉に
有識者の話を聞こうとか
学者先生の話を聞こうとか
他力本願で頭を抱えてばかりでは
なんにも状況は変わる訳もなく
人々の心は微動たりとも
動かない事でありましょう。
いつも偉い人の言葉に
怯え続けているお役人は
野太鼓だの赤シャツだと
陰口に呼ばれ続けるのです。
みなが貧乏であったあの時代は
今よりも心に余裕があったから
貧乏ながらにも人々の動きもあり
街の中に活気が溢れていたのでありましょう。
全てが競争社会のど真ん中
利益追従や売り上げ増加に媚び
それでも尚、足らぬと
強欲に利益を貪る者達が彷徨き
我々に同調せずに
思想理念を抱かぬ者は
既に負け犬も同然だと恫喝され
偉い経済界の親方や
経済学者達に誑かされ
楽をして稼ぎたい者が居れば
付いて来なさいと付いて行き
金さえあれば何でも出来ると
錯覚を人々に導きながら
お前達もヒルズに住む事も
可能であると夢を見させ
嘯き人々の心を誑かし続ける
そんな者達が溢れる世の中に
誰も疑問を持たず
持ってもものを言わず
静観が続くこの社会
自らが持つ
神の手とでも言えるだろう
その技術者すらも
投げ売り安売に転じながら
根刮ぎに仕事を浚う
同業の者の出没に怯えて
危機感を感じた者は同じ方策に
少ないくばら蒔かれた砂を集め歩き
何処から湧いて出たのか
触れぬお化けに似た
経営論が世に流され
経済学者だの経済評論家だの
一見すれば偉い先生に見える
その怪しい者達は
やれこうしたら儲かる
やれ鉄筋の数を少なくしたら
これだけ儲かると
心を抜く事を指図し
手を抜き減らし騙せば儲かると
それが恰も常識の様に
世間に放たれ
その言葉を神様からの
言葉だと崇め奉る
人々も居る始末なのであります。
一人歩きを始めた経営論は
やがて恰も常識の錯覚連れ
それを真に受け止めた
自ら負うだろう責任能力のない
経営理念の欠片すらもない
1円で立ち上げられた会社が乱立し
愚か者達はこぞって夢に向かい
我も我もと出遅れまいと
焦りる心達が知らぬ間に
我が身までも危険に晒す事態を生み
世も乱し続けているのでありましょう。
落ち着いて考えて下さい。
神様とでも言うその者達が
自ら持つ経営理念に自らが会社を興せば
忽ちに大金持ちになっている筈なのです。
ところが、せいぜい大学の教授や
学者先生が、比例代表選挙から
国会議員になれるぐらいなもので
国民は彼らに上手く
動かされているだけなのです。
お客様は神様だと言いますが
間違った思想歪んだ心から生まれる
人間の奢り思い上がりから
自分の為にそれを作って頂いている
私のために頂けるのだと
失われた有り難さや
人を労う感謝の心が見失われ
その欠片すらもない者達は
市場の原理をただ自分に有利に動かし
作った者達への苦労も感謝も忘れ
金を得るための
道具としか考えず
悪戯に競争心だけを煽りながら
容赦のない欲望に
我々の呑み込まれ
果てしなく我々自身も
押し潰して行くのです。
力で何とかしたい者は
一方的に金額を提示して
言い渡される金額に対し
ヘイヘイ頭を下げて仕事を頂くのが
今の商売では普通の事で
誰しも疑問を持たないのかも知れません。
お前達はこれで
受けるのが当たり前だと言う
へんちくりんな市場を
なんとかしなければ
今以上に自らが自らの手で
自らの首を締め続ける侭で
更なる格差社会が広がり
自ら命を絶つ者も後を絶たず
ストレスや未来への不安から
気が触れ犯罪を犯す人間達も
増え続けるのかも知れません。
愛国心も金で買えるものでもなく
人々がこの国に愛を感じられるだけの
生活や環境が際も重要であり
ゆとりも金では買えないもので
全ては心の問題なのかも知れません。