中国の女子選手の衣装は綺麗でした
スタイルも中国女子らしい細身だなぁ
と思いました
中国のSNSで誹謗中傷が凄いと知って
なんでと色々検索してしまいました
記事抜粋
中国フィギュア女子
朱易選手はなぜ中国ネット民の怒りに火をつけたのか?
中島恵ジャーナリスト
2/8(火) 11:13
彼らの怒りに火がついた理由はいくつかある。
まず代表選考が不透明だということだ。
もともと代表に選ばれる実績のある選手が他にいたのに、アメリカ生まれで、しかも実績があまりない朱選手が選ばれた(とネット民は考えている)こと、朱選手があまり上手に中国語を話せないこと、2018年に(五輪のために)わざわざ国籍を中国に変えて、中国で代表に選ばれるようにしたこと、その裏には高名な科学者の父親の存在があり、父親のコネで選ばれたのではないか、ということだ。
これらはいずれも憶測に過ぎないが、これらの話を誰かが最初にネット上に書き、そこに尾ひれがついて、あっという間に拡散。ついに炎上する事態となってしまったのだ。
また、米中対立という国家間の問題や、若者の間で高まっているナショナリズムも関係しているとみられる。
朱選手を「アメリカのスパイだ」と誹謗中傷する人もいるように、人権問題やコロナなどでさらに悪化しているアメリカに対する憎悪の感情を、アメリカ生まれで、中国で育っていない彼女個人にぶつけてしまったことだ。
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フィギュア女子はわずか1席しか枠がないのに、そこに実績が伴わず、中国語もあまり話せない、名前もよく知らない選手が選ばれた、ということに対する不信感もあるのかもしれない。
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さらに、父親がかつてアメリカ留学し、アメリカで有名な科学者として成功しているという点も、富裕層やその子どもに対する怒りを彼女個人にぶつけている、という点がある。
昨今の中国では、高額なギャラをもらっている芸能人や特権のある富裕層を批判する傾向が以前より高まっている。
朱選手の父親のように、早い時期にアメリカに留学できるような(恵まれた)立場の人や、アメリカ在住で経済的に成功し、子どもに高額な習い事であるフィギュアスケートを習わせることができる中国人に対しても、快く思っていないという面もある。
これらのことが国民、とくに若い世代のネット民の間で不満や怒りとなって渦巻いており、そのほとんどすべてに当てはまる、(しかし、何の罪もない)朱選手にぶつけてしまうという残念な結果になってしまったのだ。中国では同じフィギュアスケートの金博洋選手が朱易選手を励ます言葉を中国メディアで話したり、中国国営のツイッターで「朱易、泣かないで」と投稿しているが、いったん暴走した若者の声はなかなか収まらない。
SNSには「憶測での批判はやめよう」「彼女は重圧の中で精一杯がんばっている」というネット民の冷静な声もあることはあるが、大勢の声にかき消されてしまっている状況だ。
朱選手関連の投稿は現在、検閲の対象となり、一部は閲覧できなくなっているが、若者たちの不満は、次は一体どこに向かうのだろうか。
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国籍変更してまで出たのに
選手は大変だ