あひるの空。その2(日向武史) | 好きなものを好きなだけ。

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成人の日の翌日の投稿は、¨マンガ編¨です。

日向武史先生(週刊少年マガジン 講談社コミックプラス)の【あひるの空】。

$好きなものを好きなだけ。-あひるの空


以前当ブログで紹介しましたマンガの続きです。
その記事はこちら→http://ameblo.jp/sukinamonowosukinadake/entry-11284741139.html
前回の更新時には34巻まで発売していましたが、現在は36巻まで好評発売中です。
・・・今回は24巻までで申し訳ありません。

12巻の作者コメントに「ようやく一区切り・・・というかやっとスタート地点です」と言う言葉が表すように、13巻からは主人公・空の内面が成長を見せていきます。
以前にも増してクズ高バスケ部の存在を、バスケットボールをするという事を強く意識している。そんな感じです。
他校のライバルが続々と現れていくのですが、一回登場してそのまま忘れ去られてしまうキャラが少ないんですよね。
全てが描かれることはなくとも、積み重ねた歴史を背負って再び対峙する。
抗いようのない引退という二文字に日々近づいていくことだとしても。

何かに対して真剣に打ち込んでいる人って本当に格好いいです。
気持ちが、環境が、自分が変わっていく事を葛藤しながらも受け入れて。
時には反発しながら、モヤモヤした言いようのない思いを抱きながら、それでも歩いていくことって勇気が要りますよね。
歩みを止めることは簡単だと思われがちですが、どちらも距離の長さだけ辛いんだと思いました。

圧倒的な実力差の前に折れたっていい。
また這い上がる事ができたら、それは自分の糧になる。

12巻までで責任の重さや償い方に触れていましたが、今回の24巻までで一つの答えが出ていると思います。
大人は何でも答えを持っている様な気がしていたけれど、大人たちも日々悩んでいるんだと。
なんていうんでしょうね、実感しました。
私は既に子どもと呼ばれていい年齢ではありませんが、大人には遠い気がします。
ダメなんですけどね。(笑)

新たなる挑戦。
とでも言えば非常に聞こえの良いものですが、泥臭くていつが実りかもわからない。
実る保証なんてされていない「努力」を始め、続ける彼らの生き様に入れ込んでしまいます。

感想と宣伝の入り混じったお見苦しい文章で失礼致します。
勧めたいものを勧めるって難しい・・・。
人生をテーマにしたバスケ漫画、ぜひ読んでみてください。




○あひるの空○
 35、36巻の表紙を掲載させていただきました。
 一見手抜きにも見える既に読んだことのある人はお気づきでしょうか?
 私は全然気が付かなかったのですが、表紙から伝わる想いだけはひしひしと感じ取れました。
 ここに書いてしまうとネタバレになるで伏せますが、時間が待ち遠しいです。
 あひるの空35巻、36巻-Amazon
  好きなものを好きなだけ。-あひるの空35巻 好きなものを好きなだけ。-あひるの空36巻