キックボクシング好きが高じてしまい、

関東Y市にあるジムを実際に見学に行こうと思いました。

実は、三年ほど前にも同じような思い、

中学生ながらも見に行こうと行動しかけましたが、

その時は、普段の僕の言動から、見学=入門すると

親(母)が勝手に想像してしまい、そこのジムの

事務局長(ジムの事務局長って、駄洒落だね)に先回りして

電話をかけて、見学を断ってもらうよう話してしまっていて

見学に行く事前に、事務局長と話したときには

中学生が、ひとりで遠くまで来るのはどうかと

やんわりと断られてしまったということもあった。

僕が、当時の親の年齢を超えたであろう現在では

やはり、自分の息子がそんなことを言い出せば

止めていたのかもしれないなと思うと

あの当時は、あれでよかったんだと思えるようになっている。

しかし、三年後は、止められなかったし止まらなかった。

そして、三年後またそのジムに見学を申し込んだのである。

今度は、高校三年の秋で就職試験のシーズンなので

見学は、就職探しの一環でもあったのでした。

もちろん、キックで生活は出来ないので、別に仕事はしないと

いけないのですが、ジムの案内では、「仕事斡旋」の文字が

書かれていて、ジムに入門すれば、就職も世話してくれると

考えていたから、働くんだからいいんじゃないかと思っていた。

そして、ジム見学のために新幹線に乗り込んだのでした。