麻生内閣支持率ダウン&船の行方 | RE:SUKI

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考えましょう

麻生内閣の支持率ですが、今年9月には45%~50%の支持率でした。しかし現在、マスコミ報道によると20%~25%の支持率とのこと。約半数に落ち込んでいます。


自民党内部での分裂も顕著になってきており、「新政党を」などという話もすでに出ています。それ程迄に、麻生政権は危険な状況です。いや、もう壊れているのかもです。


壊れた船は、どこへ向かうのでしょうか?

周囲の状況など見て見ましょう。


民主党は、自民党と共に動いてきた公明党とは手を組まない、と明言しています。このラインを除くと、麻生政権がダメなら、公明党は別の道を考えるしかありません。


公明は「ばい菌」-民主・石井氏 太田代表、謝罪要求  

民主党の石井一副代表は5日のテレビ朝日番組で、公明党に関し「ばい菌みたいなものだ。『票をやる』と言ってきたら(民主党に)もらえると思う人がいるかもしれないが、公明党の票を4もらえば、浮動票が6逃げる」と述べた。公明党との連携の可能性を質問された際に答えた。  これに対し公明党の太田昭宏代表は同日夜、千葉県松戸市での街頭演説で「公党の副代表が公党に対して不見識極まりない言葉を使うのはとんでもない話だ。即刻、石井氏に撤回と謝罪を求めたい」と非難した。(2008/10/05 21:48共同通信)



民主党の副代表が、この様な発言を行っています。公明党は怒っていますね。オマケのように自民党にくっついてきた公明党ですから、次におこぼれを貰える場所を探すしかありません。しかし、民主党のラインは消えています。さて、どうするか?


どうするもこうするも、公明党は自民を支援するしかないわけです。

実際に、先日メディアでこの様な発言がありました。


公明党の高木陽介選対委員長は6日午前のTBSの番組で、麻生太郎首相に批判的な言動が自民党内で出ていることについて
「いいかげんにしてもらいたい。しっかり支えるのが本来の姿で、身内から足を引っ張るみたいな形をするのは何を考えているのか」と批判した。(2008/12/06-10:06 時事通信)

同じ船に乗っているのですから、浸水すれば一緒に沈むしかない。となると、最後まで支援するのが本来の姿であるということでしょう。自民党内部の分裂を危惧しています。


公明党太田代表は7日の報道番組で、解散は「早いほうがいい」と話をしたようです。麻生首相を切り捨て、新しい自民に期待をするということです。乗る船の修理を急ぎたいのです。


「公明党自ら政権を」、というのは今の日本では不可能です。公明党は信者の方からは支持されていますが、一般には受け入れられていません。しかし、このまま自民党が崩壊するのを眺めているわけにもいきません。


良くも悪くもこのまま選挙をすると民主の圧勝は間違いはないのですから、自公が生き残る為には、国民に支持される存在になる必要があるのです。


2009年度の予算案や二次補正予算でアピールを行おうと考えているであろう麻生首相ですが、もう時間はありません。このまま首相の座に座っていても、周囲は付いてこない状況です。


国民の支持を集める為には、まず、雇用と景気問題への対策を明確に、そしてスピーディに行動することでしょう。これを確実に行える首相・政権を立てるなら、自公に生き残れる可能性があります。


しかし、このままでは確実に船は沈みます。穴の開いた船が沈没する前に、なんとか修理をし出航して欲しいものです。民主は国民の支持が高いようですので、厳しい船出にはなりますが。


もしかすると、全員で新しい船を作るのでしょうか?


日本の政治「セカンドジェネレーション」の破壊

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